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会津のんびり家族旅行(後編)

今日は9時過ぎにホテルを出て、バスで鶴ヶ城へ。会津若松には右回りの「あかべぇ」、左回りの「はいからさん」という市内循環バスがあり、まずは「あかべぇ」を利用しました。

赤べこが描かれた「あかべぇ」。

鶴ヶ城は大学時代に訪れたことがあり、25年ぶり2度目です。天守閣の建物は昭和40年の再建で当時と変わりませんが、外観も内装もリニューアルされていて、まったく違う印象を受けました。

天守閣の最上階からの眺望。

会津藩に関する展示も充実していて、歴史マニアの私も新たな学びが多くありました。白虎隊の話などは子どもたちには衝撃的だったかもしれませんが、こういう機会にいろいろと考えてもらえたらと思います。

1時間以上かけて一通り見学した後、すぐそばにある鶴ヶ城会館で昼食。私と妻はソースカツ丼、子どもたちは喜多方ラーメンを注文しました。ラーメンだと昨日を上回る味は期待できないから…という考え方は、子どもたちにはないようです。先入観を持つことなく純粋に選びたいものを選べるのは、子どもの特権のような気がしました。

そのまま鶴ヶ城会館に留まり、子どもたちは絵付け体験を楽しみました。慎重で丁寧な長女と自由奔放な感覚派の次女、それぞれの個性が表れた作品ができあがりました。

長女が描いた赤べこと次女が描いた起き上がり小法師。

まだ少し時間があったので、今度は「はいからさん」に乗って飯盛山へ。私が一度行ってみたいと思っていた、さざえ堂を見学することにしたのです。

内部が二重螺旋になっているさざえ堂

まず妻と次女が上り、最上部に着いたところで妻からLINEをもらい、私と長女が上り始めました。途中に反対側の通路が視界に入るポイントがあり、そこでお互いの姿を確認。そのまますれ違うことなく我々は最上部に到達しました。二重螺旋構造の木造建築は世界的に見ても非常に珍しいそうで、それが江戸時代に建造されたことに驚かされます。

そこから会津若松駅まで2kmほど歩き、郡山行きの快速に乗車。郡山からは東北新幹線で大宮に戻り、家族旅行は無事に終了しました。

4月から長女が中学生になるので交通費などが大幅にアップしますが、それでもたまにはどこかへ出かけたいものです。

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