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使い道が難しい人材

先日、転職支援サイトから5社エントリーした話をしました。その数日後に1社追加して計6社になりましたが、既に5社は書類選考で落とされ、結果待ちが1社残るのみです。

この結果は想定の範囲内で気にしていないのですが、ふと思ったのが、不採用の連絡をしてくるエージェントもなかなか大変な商売だということです。クライアントにさまざまな人材を紹介しても、ほとんどは会ってもらえないはずです。ミスマッチが続くと契約を打ち切られることもあるでしょう。

人材紹介会社の内部事情はわかりませんが、やっていることは広告会社の営業職と大差ないような気がします。良さそうな商品を携えてダメ元でどんどんアタックすることによって成果を出すしかないのです。

すなわち我々は商品のようなものということになりますが、商品によく売れるものとなかなか売れないものがあるのは言うまでもありません。そして、動画によるプロモーションが主流になりつつある時代において取材・執筆にこだわった職探しをしている私は、間違いなく後者でしょう。取材の経験が豊富で数千字の読み物を書くのが得意でも、需要がなければ売りようがないのです。

要するに、私は自社の営業マンにとってもエージェントにとっても使い道が難しい人材だということです。とはいえ、使い道が皆無というわけではありません。だから会社員をしていられるわけですし、数ヶ月に1回くらいは書類選考を通過できる求人があるのです。

いつもと同じ結論ですが、自分を磨きながら辛抱強くチャンスを待つしかないようです。

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