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元塾講師・ホストと考える「モテる」の追究


はじめに

はじめまして。セト先生と申す者でございます。
この記事では、「モテる」ための方法論の議論ではなく「モテる」と言う概念を理解する事を目的としており、世の中に出ている「モテ本」の様な小手先のテクニックの紹介を紹介しているわけではありません。
読み物としても、「モテる」に興味のない方にも読んでいただきたい記事です。
一緒に「モテる」について考えていきましょう。

今回初めてのNote投稿と言う事で軽く自己紹介します。
一度飛ばして、記事を読んだ後にでもご興味を持っていただけたら読んでいただけると幸いです。
ここでは筆者が理系・元ホスト・塾講師と言うバックグラウンドだけ把握していただければ結構です。
文章が理屈臭いのは理系とだからだと思っていただければ、、

筆者について

現在東京理科大学工学部在学(7年目・3留4年生)
WakatteTVで「一万人に一人の理科大生」とYoutubeで紹介され、理科大内で広く認知される。
エンジニア・大学受験塾講師を4年間勤務とさらに並行してV系バンドマンとして活動。
その後これらすべてを辞めて歌舞伎町のホストに。
1年で最大手のホストグループの総本山で幹部に昇進。
2023年7月、やっと卒業の見込みが立ちホストを引退し、就職活動開始。
10代~20代前半のすべてを遊びおよび「モテるの追求」に全振りした結果、3留し理科大のネームバリューにも関わらず就職活動で書類が通らず大敗。
4月から無職。
就活をもう一度する気力も無く、まずは自分で事業をやってみようと言う事で、
自分が取り扱う商品・コンテンツ探しのため、とにかくアウトプットを世の中に発信して模索する予定。
Noteの活動の他にYoutube(年収1億円チャンネル)の運用も予定

お付き合いいただきありがとうございます。

では、本題に入りましょう。


モテるとは何か

まず、「モテる」とは何をもって「モテる」と判断するのか、
定量的指標がなく、文化的背景や個人の価値観によるものであり
客観的な判断も「この人はモテてそう。」とかなり曖昧な定義だ。

不特定多数から好意を抱かれることがモテることなのか?
飲み会や合コンなど出会いの場で好意を持ってもらう確率が高ければモテるのか?
クラスのマドンナから好意を抱かれることがモテるのか?

こう考えると意外と定義することが難しく感覚的な概念に思えてくる。
しかし、我々のこの記事での目的は「モテるの追究」だ。
対象を明確にしなければ、追究のしようがない。
各トピックごとに私なりの結論を示しているが、これは主観的なものであり、個人の価値観によっては答えが違ってくるだろう。
是非一緒に考えてみてほしい。

モテるとはヒット数か?

モテるを「好意を持たれた人の数」と定義する場合、極論認知してされている人の数が多い方が有利だ。
10人から好意を持ってもらうことをモテると仮定した場合、
認知されている母数が100万人だったとしたら、10万人に1人に好意を持ってもらうことができれば10人は達成できる。
しかし、これは客観的に「モテる」とは程遠い認識に思える。

ここで、3対3の飲み会を頻繁に開催している同僚男子3人がいたとしよう。
この中でA君と言う人は毎度誰かしらから1人からアプローチを受ける。
好意を持たれる対象が1人だったとしても、他の2人からしたらA君はモテるんだな~と言う感想を持つだろう。

モテるとは打率か?

では、打率が高い事がモテるにつながるのだろうか?

例えば男子15人、女子15人の30人のクラスを想像してみよう。
このクラスで一人の男子Bくんが5人の女子から好意を抱かれている場合、このBくんは「モテる」と言う認識になりそうだ。

しかし、このAくんが40代のおばさんが多いアルバイト先で働いていたとしたらどうだろう。
恐らく15人いたとしてもBくんに好意を抱く人は0に近いだろう。
ここでのBくんは「モテる」とはならなそうだ。
よって、この「モテる」と言う概念はコミュニティに依存すると考えられる。

モテるとは容姿が優れている事なのか?

容姿が優れている事は広い範囲でモテる要素になるだろうが、必ずしもこれが正しいとは限らない。
例えば、オタサーの姫を想像してみてほしい。
オタサーの姫と言うのはオタク系サークル(オタサー)に所属し、男性から特別扱いを受ける女性のこと。
オタサーの姫は男性ばかりが集まる環境の中、数少ない女性という理由だけでチヤホヤされるので、容姿が特別優れているわけではない。
このコミュニティ外では「モテる」とは無縁の彼女もこのコミュニティ内ではモテるのだ。
よって、容姿はモテる要素であって本質とは言い難い。

マドンナから好意を抱かれることがモテるなのか?

クラスのマドンナと付き合ている男の子(C君)は必ずしもモテるのだろうか?想像してみてほしい。
これはC君はサッカー部のキャプテンの様なモテそうな人であれば、
マドンナと付き合っている = モテる男性
となるのだが、例えばこれが柔道部の熱血男だったとしたらどうだろう。
感覚的にもそう言うわけではなさそう・・・と思う人が大半だろう。

ここで、佐々木希さんと結婚されたアンザッシュの渡部さんを想像してみてほしい。

佐々木希さんのInstagramより引用

佐々木希さんは芸能界で言うマドンナ的存在であった事は誰も疑う余地もないだろう。
佐々木希さんが自分の手の届く範囲にいたとして、「佐々木希さんと付き合いたい人~?」と立候補を募ったらほとんどの男性は手を上げる事が想像できる。
では、渡部さんは?
もちろん、魅力的な男性であるのだろうけど、テレビの視聴者目線でこの人を「モテる」と言う目線で見る人は少ない様に思える。
これは嫉妬とかではなく。w

よって「マドンナから好意を抱かれること」と「モテる」は必ずしもイコールではない。と考えられる。

「モテ市場」の存在

ここまでで

  • 好意を持たれている数が多いことはモテると言うことではない。

  • 特定の場所で打率が良い人でもコミュニティが変わればモテなくなる可能性がある。

  • マドンナから好かれることがモテることでなない。

と言う事はわかった。

「モテる」と言う概念を定義するにあたって、これらを統括すると、
2つ目の例に挙げたクラスのモテ男Bくんが我々のモテるに最も近い像だろう。
Bくんは40代のパートのおばさんの中では恋愛対象として見られていないが、これはBくんも同じでおばさんをそう言った視点では見ていないだろう。(そうであってほしい)

佐々木希さんは現在結婚されているが、もし仮に未婚であり、大衆の手の届く範囲にいた場合多くの男性がアプローチを掛けるであろうことが想像できる。
しかし、実際は既に結婚されている。
この場合同じく手の届く範囲にいたとしても、「モテる」と言うフィールドからは対象外になる。(まともな感性をしている人の中では)

これらのことから「モテる」には市場の様な特定のセグメントがあると言う事が浮かび上がってくる。

東京ではこう言う風習がある。

渋谷ではノリが良い奴がモテる
新宿では顔が良い奴がモテる
港区では金を持ってる奴がモテる

渋谷でモテるからと言って必ずしも新宿や港区でモテるとは限らない。
これは都内で遊び回っていた筆者の経験からかなり的を射ていると思っている。
要因は違えど、特定のコミュニティ内でモテる事には違いない。
ここでのモテるはその特定のコミュニティ内でのヒット率を意味するだろう。

よって、「モテる」には自分がモテるためのフィールド(市場)が存在することが考えられる。

おわりに

本記事の私なりの結論としては、

「モテるとは」自分がターゲットとしている「モテ市場」でのシェアの独占率が高い状態

と結論付けました。
論理の飛躍があったり、人によって解釈は違いはあると思いますが、一般論に近い結論であると思っています。

汎用的なモテる要素として容姿が優れている、傾聴力、共感力が高い、など今回の議論とは違った要素はあれど、
意図的に「モテる」を実現するためには、自分が勝てるコミュニティで闘うことが大切。
そして自分が「モテたい市場」を明確にし、その中で求められる要素に適合することができれば「モテる」に近づくことができると思います。
ビジネスパーソンの中ではお馴染みのマーケティングで言うSTP分析と似てますね。
次回以降はこれをベースとして「モテる」の追究から追求へと題材と変えて記事を投稿していこうと思います。

「はじめに」で記述した通り私は現在コンテンツ模索期のため、特にジャンルを絞った投稿はせず幅広く扱っていく予定です。
俗にいう「モテる方法論」を生業としている市場では
・不特定多数から好意を持たれる方法
・特定の異性から好意を持ってもらう方法
の様なコンテンツに需要があるようです。
今回「モテる」と言う概念を深堀していくと、汎用的に使えるモテる方法論を展開していくのはそんな単純な話ではないと読者の皆さんもわかったと思います。(心理学的アプローチや小手先のテクニックの紹介なら無限にありますが)
私は私なりのアプローチで「モテ論」を展開していこうと思うのでご興味があれば購読していただけると幸いです。

「モテる」を深堀したコンテンツに需要がないと判断した場合即打ち止めしてしまうと思うので、もし今後の投稿に期待をしていただけるのであれば
フォローやいいねなどのレスポンスをしていただけると今後の活動の糧になるのでよろしくお願いいたします。

それではまた次回。

参考文献

参考文献ってほどでもないが、「モテる」を「市場」としてみなす考え方はここから得た。
元々人の紹介やお見合いで結婚していた相対取引であった婚活も、現代ではマッチングアプリの台頭により「市場化」が進展している。
そんなあらゆるものが市場化した現代では「価値があるものに気が付く能力」と言うのは必須の能力となった。
本書ではこれをマーケット感覚と定義し、それに気づくヒントや磨く方法論が書かれている。

今回の記事の題材でもある「モテ市場」においてもモテるためには自分がモテる確率の高い市場選定が必要であり、その感覚を養うことはマーケット感覚と近いものだと筆者は考える。
是非読んでほしい1冊だ。

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