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仕事で好かれる人の立ち振る舞い〜明日から使える処世術〜

仕事もプライベートも、人間関係の構築は欠かせません。

とくにチームに配属されたら、上司の懐にはできれば入りたい。せめて嫌いな人にはなりたくない。みんなそうだと思います。

人なんて相性だというのは、仰っしゃるとおり。それでも魅力的な人を言語化したら、ヒントになるかと思い、今回は魅力的に感じた人の特徴を解説していきます。


《聞き上手な名インタビュアー》


圧倒的に面白い人、ユニークな人は別としてインタビュアーの人が多いです。相手がたくさん話すより、いい感じに転がしてくれる人です。

ここで気をつけたいことがあります。

  • 機械的なアンケートや問診になる

  • 一問一答になる

  • 相手がノッていないのにグイグイ質問する

相手がスイスイ話たくなる土台をつくるのが前提です。

そのためには下調べをしたり、リアクションをとったりして、ラリーしていくのがポイントです。

‹リアクション上手›

「えー!」「ほんとに?」など普段よりオーバーにリアクションとる人が好かれます。話し手は受け手の反応次第で、エンジンの温まり具合がかわってくるのです。

とはいえ、やりすぎは禁物。過度な表現は「ちゃんと話を聞いてるのかな?」とテキトーな印象を与えます。

あくまでも、会話の潤滑油として差し込むくらいです。餅つきの合いの手のように、主役を立てるリアクションが理想です。

‹合いの手上手はヒアリング上手›

合いの手の良し悪しで会話の弾み具合はかわってきます。通り一辺倒だと味気ないですし、相手のエンジンも温まりません。

「なにそれ?」「それって大丈夫なの?」と、ネガティブな返事ばかりでも、エンジンは冷めていきます。

そこでご紹介したいのがポジティブな一言例。会話の節々にバリエーションをもたせて、散りばめると相手のエンジンが回っていきます。

例えば以下の15個です。

  • いいね!、すごい!、さすが!

  • 尊敬!、助かる!、嬉しい!

  • やろう!、進めよう!、任せる!

  • 素晴らしい!、頼もしい!

  • カッコイイ!、優しい!

  • ありがとう!、お願いします!

相手との関係値や自分のキャラ、会話の内容によって相性はあると思います。一例として、参考になれば幸いです。

‹メンバーからの話に前向きな人›

メンバーからの提案に否定的な人と肯定的な人、どちらが良いかと聞かれたら、後者ですよね。

「どうせお前らの意見なんてダメに決まってる」って、見下したスタンスの人は好かれません。心で思っていてもうまく隠してほしいのが本音です(笑)

顔や雰囲気にだされてしまうと相談したくても、できなくなります。否定ばかりされると、誰だって嫌気がさすもの。「心理的安全性の担保」の観点でも、ポジティブに受け止めてくれる人は魅力的です。

《エコ贔屓をされる側になろう》


「○○さんはエコ贔屓されてる?」と感じることはあると思います。エコ贔屓自体は悪ではありません。たった1つしかないプレゼントをあげれるのは一人です。そのときに選ばれる人になるのがポイントです。

その基準は「関係値の高い人にあげる」が1つです。関係構築、いわゆる好かれることは大切なのです。

‹返報性の原理を意識する›

関係構築の考え方に、返報性の原理があります。好意をもって接していると、相手から好意が返ってくるというものです。

Give and takeもあります。与えてもらいたかったら、与えることです。お世話になってる人の頼みごとが断れないのは、それです。ふだん面倒みてもらってる分、恩を返したいと思うんです。

‹やることをやってると信頼が溜まる›

遅刻して怒られる人と心配される人。同じような提案して通る人と通らない人がいます。何が起きたかより、誰が言ったか、誰がしたかの違いです。

やることやってない人が提案しても、「どの口が言うてるの?」と反感を買います。そういう意味でも実績を積んだり、結果を出したりすると、社内で融通が利くようになります。

いつも遅刻してる人が遅刻すると「またかぁ」とゲンナリされます。めったに遅刻しない人が遅刻すると「大丈夫?」と心配されるのです。

なにかあったときに、周囲にサポートしてもらえるよう、普段は目いっぱい働くのがポイントです。※長時間労働しましょうという話ではありません

‹とにもかくにも数字を上げる›

部下の数字を伸ばすことが、上司が会社から評価されるポイントのひとつです。実際に助けられたかどうかは別として、自分が数字を伸ばせば上司にとっては必要な人材になります。

「アナタに辞められたら困る」と言われるには、愛想をよくするよりも仕事で結果を出すことです。飲み会に行かないから嫌われるのではありません。

成果もなく、従業員同士の交流もない人は加点がすくないのです。仕事でパフォーマンスを出していれば、業後の交流がなくても出世できる会社のほうが多いと思います。

だからこそ飲み会でどう立ち振る舞うかより、いかに数字を上げるかを考えたほうが建設的。

《まとめ》


やることやって、話を聞くときは相手を立てられる名インタビュアーが素敵よね。ってお話でした。それでは。


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