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高齢猫りぼんの介護日記3

2022年4月19日水曜日
りぼんは虹の橋を渡りました。
4月10日に病院につれていって10日の間、さぞかしいたかったり苦しかったりしたと思います。でも猫は喋れない。しんどい思いを鳴くという行為で示しはじめたのは17日ぐらいだったと思う。それでももう体力がないから大きな声ではなかった。
いろんな食品を試した。最後に食いつきがよかったのはシラスだったがそれでも食べるのに疲れるのか食べ進められなかった。もうチュールもたべなくてペースト状の餌も舐めてくれたけど多くても袋の3分の1とかだった。亡くなる前日、一昨日は仕事が休みだった。病院では体重が1,4キロ。立っていられるのは数秒だった。水を飲むのもトイレに行くのもするのも介助がいる。ベッドにペットシーツを敷いた。まだ少し食べたり水飲んだりできたのだ。夕方までは。夜は食べなかったけど夕方食べたせいかと思った。体温が低くなってトイレもいけなくなってペットシーツを取り替えた。私の寝床のよこにりぼんの寝床をおいて少し冷たい手を握って寝た。3時に上半身が私の寝床に移動していた。ペットシーツが濡れていて交換。朝5時半にもう何か飲んだり食べたりできるだろうといろいろあたえたが拒否。シリンジでくすり2種。ペーストの餌もシリンジで試みたがかたくなに拒否。もうだめだ。早番で06:20には家を出る日だ。3分だけりぼんが大好きな胸の上に乗せた姿勢をとってお話をした。
もうお別れだね。すごくよくがんばったね

きれいにした寝床に戻して娘に託して家を出た。娘は授業が3限から。夕方バイトで一度家に帰ってきた。

もうりぼんは動かない。
ラインが来た。

続く


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