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奨学金は後の揉めごとの片鱗

いきなり世知辛い話から始めますが、「結婚時に大学の奨学金の返済がまだ残っている異性を嫌がる人」の割合っていまだに結構多いのでは?と思う

まあ、大声でそれを言う人は少ないだろうけども。そして「奨学金は
借金じゃない 利息がほとんどつかないから投資みたいなものだよ」的な事を偉そうに言われることもあると思う それは100%間違っている
訳ではないけれど、もし、もしもですよ 結婚後に共働きまたは奥さん専業主婦で夫の稼ぎから月に数万円~返済していくとしたら??

普通に借金です

現実に及ぼす影響としては

とはいえ、今現在では大学の奨学金は日本でも半数近くが受けているので
私は別に奨学金で大学に行くことを非難したいわけではないし奨学金を受けたからと言って必ずしも実家が平均より貧乏とも言い切れないだろうとは思っている

ただ、片方の実家が全く奨学金を必要としない程度の世帯で育ち、その人と
奨学金を必要とする実家で育った人が結婚したら、その後、様々な
「価値観の相違」は出てくるだろうと思われます

奨学金そのもので揉めるわけはなくて メタで見たらそこまで大きくは
ない「格差」がその後の結婚においての様々な行事での差に
つながって、年月が経つにつれ 片方がムカつくことが多くなっていくという現象

主婦歴が長い私はとても↑よく見てきました

奨学金そのものに関しては別に結婚までに頑張って貯金して結婚前に一括で
返せる人なら大きな問題でもないとは感じます
(今はそれもなかなか難しい成人が多くいるのだろうけど)
要は相手に迷惑や不安をかけなきゃいいだけの話なので、最初に会った
段階でたとえば俺は20代の大卒男性で年収600万だぞ!!するんじゃなくて「でも奨学金の返済が年に100万円あるから実質年収は500万以下
です」って正直に言えるような人であれば、結構しっかりしててその後も
安心なんじゃないでしょうか
「自分の借金を共働きで一緒に返していこう」は相手にまるで当たり前のように押し付けていい話ではないと思います 男女ともに。たとえそれが奨学金でも。「苦楽を共に」ってのは結婚してからの話 二人の歴史が積みあがっていく過程での話でしょ。
結婚前からの苦労を相手も背負ってくれて当たり前とは思わないほうがいいです そういう気持ちの図々しさみたいなものは、結局その後の子育てや結婚生活に大変な悪影響を及ぼすと思います

私はラッキーにも奨学金とは無縁の家庭で育ち 海外に留学までさせてもらっていましたので、逆に夫が奨学金貰って大学に行った話が特に気にならないほどに恵まれていました(夫は結婚時に完済していたし)
しかも夫はちゃんと奨学金という投資が生きて大変稼ぐことができていたので特に夫自身に対する不満は無かったのです
しかし、今になってもまだ「実家の格差」が夫の両親に気を使わせているなと思う部分はあります 無理をさせているというか。

ママ友からも本当によく聞くことはまず、「結婚時出産時のお祝い金の額が全然違う」
これだけ聞くと「本当女ってケチだな!」とミソジニーがまた馬鹿にしそう
でも、これがね・・・ずーっと続くんですよ 
子供の誕生日 クリスマス 七五三 年末年始のお年玉 
親戚の冠婚葬祭 家の購入時
進学祝い 介護問題 最後に・・・遺産問題

寄せては返す波のように ボディブローのように各家庭に効いてくるんです

特に妻側に効いてきて不満が沸き上がる原因としては どうしても「夫側の実家を優先して帰省したり 家事を手伝ったり介護を妻が任されたりする」家庭がいまだに日本には多いからではないでしょうか

「うちの妻は不満ひとつ言わずに奨学金の返済も許してくれて
俺の両親とも仲良くやってくれている」と思いこんでいる中年男性って結構いますけど 裏ではどうかなぁ 何を言われているかわかりませんよ

子供の幼稚園時代のママ友で「夫は結婚するときに私の奨学金を全く
気にしなかったの~~妊娠して仕事辞めちゃったけど夫に返済してもらっている」とドヤァしている人がいて、正直私もその他のママ友も
引いている雰囲気はありましたが(オプション費用のかかる幼稚園だったのでそもそも実家が裕福なワーママが多く 奨学金という単語自体に馴染みがない)その後、そのママ友がどうなったかというと夫の浮気が発覚するも
自分に収入が無く実家もあまり頼れないので離婚できず・・・我慢したまま
経済モラハラを受けても逆らえずとても苦労しています

女性はもし自分がちゃんと正社員や資格職で働いて産休育休などの制度が整っている職種でも、どうしても妊娠時~育休時は自分自身での稼ぎに不安が
出てきてしまうし結婚生活で何が起きるかも確定ではありませんから 
「相手の実家との格差を気にする」って必ずしも悪ではないと私は
思います  男性ももちろん気にしていいと思います

奨学金自体は決して完全否定できるものではありませんが、それはその後の結婚生活で起きる未来の片鱗ではあるとは思っておいたほうがよさそうです

そんな事もあり、すくなくても私は子供が生まれた時点で学資保険に入りましたし更にもちろんNISAや子供名義の貯蓄もありますので我が子が医学部に行こうと留学しようと返済型の奨学金を受けさせる予定はありません

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