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SeraWiz

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セラちゃんの黒ウィズもろもろ感想まとめ。
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グランドフィナーレから1年が過ぎて。

3月くらいから殆どログインしなくなっている。 数か月前は、まあサ終までは付き合ったろかと思っていたんですけど、そんな気持ちをぶっちぎるようなことが起こっていた。 カードのニッチ化と魔道杯(並びに高難易度)のクソ化である。 いや人によっては別にクソではないのかもしれない。 しかしわたしにとっては確かにそれは受け入れがたい環境変化なのであった。 基本的に該当キーカードがなければ突破できない、のである。 もちろん、ユーザーの絶え間ない努力によって抜け道は毎回発見されている

響命クロスバンカー

まあしょうがないですけど、手段が増えるわけですから、今後はハッピーエンドの暴力になってくるんですね。 未来にあるかもしれない希望を信じたメアレスとかの展開は難しくなるでしょうね。 ほとんど自分の代で解決できるようになってしまうのでは。 まあたぶんキャラは増えない(増やしにくい)のだろうから、そういう、全てが繋がっていながら閉塞的な世界になっていくのね。 終わり続ける、という。 というか、パーティー会場でフォナー見せたりなんだりしてたけど、究極見るだけでも影響は発生してし

黒ウィズグランドフィナーレ

これは………ファンディスクね……… 2とか外伝とかではなく、ファンディスク………つまりファンサ………………… グランドフィナーレなんだから、ファンに応えるのはきっと正しい、正しいけども。 いやまて、まだひとつ読んだだけだ、おちつけ、落ち着くんだ副反応。 おいしいのとおいしくないのがある気がする。 5はおいしかった。 8もおいしかったですね。 10もなかなかおいしかったかな。 最後に19もおいしかったかな。 でも、読んだ感はやっぱり無いよね。ほとんどがさーーっと流れ

ぽっかみ(漫画)1話

ボイス付いたときもそうだったけど、わかってしまった。そうね、そうだったわね…… かわいい。かわいいね。うん。そうね。 Google翻訳で翻訳後再翻訳すると意味が変わってしまうように、仮にこの漫画をゲーム(黒猫のウィズの体裁)に再投入したとき、元のぽっかみにはならないと思った。 どっちかといえばエステレラとか天上岬の空気感。一枚めくると血が出てくるぽっかみの空気とは違う。 シニカルでアイロニーで、とぼけてる。 そういう台詞外の空気感が無いか、かわいいに変質している。かわい

大魔道杯 in グランドフィナーレ

これから公式の何かを見るたびにモヤモヤするのかもしれない。 なんか、なんだろう。 うーん、それがお前の答えか?って感じなんです。 なんか。 ビジネスだから仕方ないね、が先に立ってしまうパターンが多い。 今だけのことかもしれない(そしてそう思いたい)ですが、このグランドフィナーレ周りはシュレディンガーの猫感がありすぎて。 サ終と継続、ふたつの事象が重なりあって作られているように感じる。 結局は継続に舵を切ったわけだけど、作品からもうひとつの可能性の存在を微かに感じてしまう。

黄昏をゆくもの

【黒ウィズ】恒例の“黒ウィズゴールデンアワード”がやってきた!『黒ウィズ』の“これまで”と“これから”を聞いたスタッフインタビューもお届け【ファミ通App連載企画:第34回】 https://app.famitsu.com/20210825_1836971/ 割とギルティだと思った。 ストーリーを書き終えていないのにアニメーションを先に発注したことについて。 いやそれは確かに納期やらなんやらの関係で仕方ないと言えばそうなのかもしれないし、 業界的にはそりゃ結末ありきのスト

エリア14のはなし

*ネタバレしかない* * * * * * 申し訳ないんだけど、本当に申し訳ないのだけど、物足りなかった。 今後の先行きが不安なのも、このエリア14に満足できなかったことが大きいかもしれない。 確かに、素晴らしく盛り上がったとは思う。 特に最序盤のメアレスステージの盛り上がりは異常だった。 かゆいところに手が届くというか。うまく誘導してくれて、そしてその先でうまくぶっ刺してくれて。 すごく満足のいく内容だった。ステージ1は。 いや、2も3もその後も、とても素晴ら

ARES THE VANGUARD RAGNAROK -終焉-

そんなわけであればん終わったんですけど、割合欲求不満です。もんもん。 丁寧だし粗もない、まさに優等生なんだけど、わたしがみたかったのはもっと物理で貫き通す泥臭さだったんだなあと思った。 全てが綺麗よ。よくも悪くもそれに尽きる。 用語の説明とかはすごくすごく丁寧で、なんならくどいくらいに分かりやすく説明してくれた。これはソシャゲだから仕方ないしそうするべきなんだろうけど、ある程度読める層からすれば先の展開を予想できてしまったり衝撃が薄れたりするので、もうちょっと濁すところがあ

サマーコレクション2021

ミホロさんの話もミリィの話もとても良かった。 良い話っていうのは、心がつかまれてハッとする場面があるかどうかだと思っている。 それは気付きに似ている。 加齢や成長で評価が厳しくなるのは、それだけ気付きの経験が多く、大体は既出になってしまうから。 まあそれなりに歳を重ねているので、毎回厳しい感想になりがちなのだけど。 それでもそれを突破して刺してくるパターンは、登場人物の気付きが自身の経験と共鳴する場合であることが多い。 ミホロさんは、正直今までパッとしなかった。薄ぼんやり

超魔道列伝UUG

なんというか、なんだろう、ハンバーガーにパクチーが入ってた気分!パクチー食べたことないけど! 雰囲気は悪くなかったし、読めるんだけど、違和感のある展開と言動が延々と続いていくから今までのは何だったの感がすごい。 特にアリエッタとエリス。オカアサンになったことなどわすれている。何なら演技に違和感があったのはそういう言動への抵抗かと邪推する程度には振り出しに戻っていた。 エリスはエッタと少しずつ築いた絆と信頼関係が綺麗さっぱり失われていた。また胃薬飲むぞ。 イーニアもソフィ

魔轟三鉄傑8

魔轟をやっと読み終わった。たぶん。 これは後日読み直すかも、と思うくらいには睡眠学習だった。あかん。 わたしは筋が通ってれば肯定的に捉えてしまう方なので、実は魔轟とめちゃめちゃ相性悪いんですよね。 そういう考え方もあるよね、みたいな。 だから魔轟読むとロナウド状態に陥るのよね。 理不尽ギャグの皮を被ってはいても、全然理不尽に感じられないというか。ぶっとんではいるけれど。 リエンさんがかわいいし、ダムザさんのやさしさも好きなんだけど、ギャグとして見れない。 割とガチで頑張れ

Birth Of New Order3

まずBONO3において一番大きな肩透かしは、満を持してサザが登場したが大したことなかった点である。 1や2で至れなかった到達点に至るための鍵としては、あまりにも弱い。 あれだけサザがいれば、という話を出しておきながら、そこまでサンクチュアサイドのバックボーン足りえる描写がなかった。 有り体に言ってしまえば、最初から最後までふざけていただけにしか見えなかった。 そして、なぜこの人が団長なんだろうか、と疑問を抱き続けた。 確かに戦闘での見せ場はないこともなかった。 しかしまず初

覇眼戦線5

◆はじめに はじめに断っておくが、これは個人の意見であり書かれている内容はすべてそれに基づくものなので、実際の組織や人物について断ずるものでないことを了承されたい。 文体の都合上、敬称は基本略させてもらった。 とても偉そうなのはいつものことなのでこの場を借りて土下座します。 ◆つまらなさに見る無意識の悪意 冒涜だと思った。 黒猫のウィズというゲームが今まで培ってきたもの。 黒猫のウィズや覇眼戦線に関連するキャラクターやこれまでのストーリーを大切に思っているユーザー。

神都ピカレスク3

ピカレ終わった!だいぶ寄せてきたな。 名前が着くことは、やはりその個に色を着けてしまう。良くも悪くも。 底知れない「名前の無かった」彼らが、自らそれを自分の名前と認め肯定的に生きていく様子は、わたしにはさびしいものに思えた。 すごく明確で明瞭に分かりやすく説明してもらって、全く破綻はないのだけど、だからこそ違和感を持ったというか。破綻者の論理は破綻していてほしいという、わたしの願望なのかもしれない。 初代ラビリンスBGMのような、底知れない闇を内に秘めていたはずの彼らが