SFラブストーリー【海色の未来】4章までのあらすじ
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5章からテキスト更新を再開するにあたり、4章までのあらすじをまとめましたので、ご覧いただけましたら幸いです。
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☆ 主な登場人物 ☆
瀬口比呂(せぐち ひろ・26歳)
大学を中退し、東京でシンガーソングライターの道を志していた。
しかし、自分の才能の限界を感じていたタイミングで、なぜか歌うときだけ声が出なくなってしまう。
今が夢をあきらめるときだと思い、東京を離れ、海の見える街へ移り住むことにする。
古葉村海翔(こはむら かいと・19歳)
街でも有名な洋館、古葉村邸の住人。愛想のない性格で常に上から目線。
古葉村美雨(こはむら みう・10歳)
古葉村邸の住人。明るく素直な美少女。海翔の妹。
小川流風(おがわ るか・10歳)
古葉村邸の住人。賢い少年だが、古葉村家の人々との関係は謎に包まれている。
古葉村マサミチ(こはむら まさみち・72歳)
古葉村邸の主人。海翔と美雨の祖父。絵に描いたような紳士。
久保ルミ子(くぼ るみこ・73歳)
久保古道具店の店主。少女のような無邪気な性格。
謎の女子高生
比呂が古葉村邸で出会った美しい女子高生。しかし、本当に古葉村邸に住んでいるのかはわからない。
☆ 4章までのあらすじ ☆
瀬口比呂(せぐち ひろ・26歳)は大学を中退し、シンガーソングライターになるため東京の音楽スクールに通っていた。
しかし、自分の限界を感じていたタイミングで、なぜか歌うときだけ声が出ないようになってしまう。
今が潮時だとさとった比呂は、夢をあきらめる。
そして、心に傷を抱えたまま東京を離れ、海の見える地方の街へ移り住むことにする。
新しい街で音楽と関係のない生活を始めようとしていたところ、久保ルミ子(くぼ るみこ・73歳)に出会い、とある事件がきっかけで、ルミ子の古道具店でバイトをするようになる。
そんなある日、古道具店に鑑定依頼の電話がかかってくる。
街でも有名な洋館、古葉村(こはむら)邸からの依頼だった。
依頼人は古葉村邸の主人ではなく、驚いたことに、美しい女子高生。
女子高生はどういうわけか、比呂に対して謎めいたことばかり言う。
そして、ひとつの古いオルゴールを比呂に見せる。
オルゴールから流れるメロディーに心が奪われる比呂。
比呂は家に帰ってからも、そのメロディーを忘れられないでいたのだった。
新しい街へやって来てから1か月後。
古葉村邸の前を通りかかった比呂は、この前出会った女子高生に洋館の中へと招き入れられる。
相変わらず謎めいた態度をとる女子高生に戸惑っていると、彼女は『オルゴールの曲は、兄の人生を決めた大切な曲』と言い、比呂にオルゴールをもらって欲しいと頼む。
なぜ女子高生がそんなことをするのかも聞けないまま、比呂はオルゴールを持ち帰る。
何日もその曲を聞くうち、比呂は古葉村邸の前に立つ幻想を見るようになる。
体調までおかしくなっていたある日、自分が本当に洋館の前に立っていることに気づく。
いつどうやってこの場所にやって来たのかわからない比呂。
呆然としていると、洋館から古葉村邸の住人、古葉村海翔(こはむら かいと・19歳)が出てくる。
海翔の横柄な態度にうんざりした比呂だったが、同じく洋館の住人、小川流風(おがわ るか・10歳)に強引に誘われ、洋館の中へ入る。
比呂は古葉村邸でひとときを過ごし、海翔と流風のほかにも、洋館の主人、古葉村マサミチ(こはむら まさみち・72歳)と古葉村美雨(こはむら みう・10歳)と知り合いになる。
夜になり、海翔に家まで送ってもらったとき、比呂は自分のアパートの部屋から見知らぬ人が出てくるのを見て驚く。
自分の部屋が自分の部屋ではなくなっていること。
古葉村邸の住人たちと、微妙に噛み合わない会話。
海翔に示された、思いもよらない今日の日付。
様々な不可解な現象は、比呂が7年前の世界へタイムスリップしたから起こったことだった。
洋館に戻り、流風の機転とマサミチの厚意でとりあえずその日ひと晩は泊まる場所を得たものの、過去の世界でひとり、これからどうやって生きていけばよいのか、比呂は不安にかられていた。
☆ あらすじの続き 5章はこちら ☆
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