SFラブストーリー【海色の未来】7章(前編)
過去にある
わたしの未来がはじまる──
穏やかに癒されるSFラブストーリー
☆テキストは動画シナリオの書き起こしです。
動画再生で、BGMつきでお読みいただくこともできます。
(Youtubeの方が内容先行しておりますので、再生を続けてnote数話分を先読みすることも可能です。)
海翔くんが作っているのはオルゴールの曲だと知ってから、数日がたっていた。
朝食後、わたしはキッチンでふたり分のコーヒーを淹れると、サンルームで読書をしているマサミチさんのところへ運んだ