【髙島屋美術展訪問】琳派、若冲、ときめきの日本美術
今回は日本橋髙島屋S.C.さんの8階にて開催されている美術展です。
こちらでは年に何度か企画展が催されてますが、長月は今回で二度目の訪問になります。前回は去年の秋頃に開催された日本の刺繍展に伺いました。(あの展示の作品達は本当に素晴らしくて心底感動しました。)
今回は京都細見美術館さんの開館25周年記念の企画だそう。美術館好きならその名を必ず知っていることでしょう細見美術館さん。
しかしかかし、関東住みにとって身近な美術館ではありません。ですのでこうしてはるばる東京までコレクションが出張してくださる機会は大切にしなければ。
それにそれに
タイトルに琳派、若冲、からのときめきなんて。
「ときめき」は細見美術館、琳派、若冲の情報を目にしたお客側がいうセリフじゃありませんか!先にタイトルにつけてしまうなんてなんて自信家!
しっとりはんなり物腰上品なイメージの京都ですが、根底に潜む関西の強気な一面を隠せないのかもしれませんな。(うぜえ)
しかしそんな強気ならむしろ歓迎です。
ご自慢のコレクションに期待しながら4月の終わりに会場へ。
燃料投下。365日と日本橋さん。左から
カレーパン(マイルド!)
イヴ(アダルト!)
カヌレ(バリバリ!)を糧に。
※()内は感想です。
さて撮影は禁止なため感想文をつらつら。
老舗百貨店の一角ではありますが、髙島屋さんの展示は小さな美術館程の規模があると思います。今回は琳派ということで、昨年パナソニック汐留美術館に逢いに行った神坂雪佳作のあの子が!半年ぶりに再会出来ました✨
久しぶり~相変わらず可愛いね~なんてナンパな挨拶を心の中でかけてみる。再会出来たのはこの子だけではありませんでした。其一や抱一の作品の中にも過去他の展示で観た作品達が。
そうか、長月はおそらく細見美術館の名を作品の展示から知ったんだなと思いました。いつの間にか覚えたことってはっきりと出処を覚えていないものですが、こうして気付ける事が少し嬉しい。
展示は工芸品なども有りましたが絵が中心で、鎌倉、室町時代などの作者不詳の古い絵画が結構展示されているのが特徴的でした。とても貴重ですね。
そしてタイトル通り前述の琳派の巨匠達の有名な作品もあり、伊藤若冲もあり。若冲は墨絵が中心でした。言わずもがな素晴らしい。美しい線、濃淡、形。何をみても毎回感動してしまいます。
うん。確かに琳派、若冲、ときめき日本美術でした。
人でない場合にも「名は体を表す」って使えるんですかね。
規模は大きくないながら、この慣用句が当てはまる展覧会でした。
グッズは若冲のファイル二枚だけ。少なっ!
雪佳の風呂敷とかハンカチ欲しかったけど
生活費高騰の煽りを全身で受けているため断念致しました。
でも通常京都にいかなければお目にかかれない作品が観られたんですもの。満足じゃ✨
こちら会期は短く5月15日までどすえ。
ゴールデンウィークに行けば良いじゃない?
長月
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