私の恋人の素敵さを語らせてくれ

📷：たまたま泊まったホテルの支配人がアヒル好きだったんだと思う（連れて帰っていいとのことだったので、この子はうちの子になった）

今日は、タイトル通り私の恋人の素敵さを語ろうと思う。

といっても、こんな風にnoteで自分のことをおおっぴらにされることを嫌がる人なので、怒られない程度に。

では、単刀直入に。

彼にはたくさんの魅力的なところ、個性的なところがあるのだが、特に素敵なのは素直なところだと思う。

彼は実に素直だ。

それはいい意味にも、時には悪い意味にもなってしまうのだが、とにかく素直なのだ。

自分の感情や欲に忠実で、無理をして人に合わせるようなことも、人を貶める嘘をつくようなこともない。

それなのに理性的な考え方をするし、人のために従順になることもあるし、周りを気遣うこともできる。

ん？完璧人間なのか…？

と思いたいが、先ほども述べたように彼の素直さは時に悪い意味を持つこともある。

興味のないことにはとことん無関心を貫くし、食べたいと思ったものは我慢しないし、面倒だと思ったことは後で後悔するとわかっていても放置してしまう。

時々そんな場面に出くわすと、少しだけイラッとする。

この些細なイラッで彼に怒ってしまうこともある。

彼の普段の素晴らしさなんかに比べたら、この小さなイラッはなんでもないはずなのに、どうしてか気になってしまう。

怒ってしまったあと、私は深く後悔する。

いつも彼が私のわがままを受け入れてくれているのに比べたら、なんでもないようなことなのにどうしてあんなに怒ってしまったのだろう。

普段の彼の姿を見ていれば、彼に悪意がないこともわかるはずなのに。

冷静になって考えると、私も興味のないことには無関心な人間だし、面倒なことは後回しにする。

自分を棚に上げてしまう。

私の悪いところだ。

深く後悔をしたあと、反省をする。

怒りすぎたことを彼に謝ると、彼は『何のこと？』という風な顔で、まるで何事もなかったかのように楽しい話を始める。

必要以上に怒られて小言を言われて、嫌な気持ちになってもおかしくないはずなのに、彼は私にそれをぶつけることなく日常に戻る。

ここも彼のすごいところだ。

以前どうしてそんなに器が大きいのかと尋ねたことがあるのだが、「別に、間違ったことを言われているわけじゃないし、俺のことを考えてくれてるんだろうし」なんてことをおちゃらけながら言っていた。

私の恋人は仏なのだろうか？

こんなことを書くと、また「俺のミステリアスなキャラクターが！」と言い出すかもしれない。
というかいうと思う。
し確実に怒られる領域に突入している。

のだが、私は彼の素晴らしさを声を大にして言いたい。

華やかな見た目や大きな体格から、誤解されてしまいがちな彼だからこそたくさんの人に彼の中身を知って欲しい。

付き合って一年と半年以上、私は彼の素直さに何度救われて、何度笑わせてもらっただろうか。

ふとした時に愛おしいと思えるような、そんな人に出会えたことに私はこの先何回も、何百回も幸せだと思うのであろう。

素直で、素敵で、欲に忠実な私の恋人よ。

もう少し自分の胃袋を大切にしてくれ。

せめてラーメンは１日に１度だけにしてくれ。

一緒に長生きしよう。

よんぴ