SENZOKUさんぽ～MUSIC POOL CINO編～

洗足さんぽ第2弾は、「MUSIC POOL CINO（ミュージックプールシーノ）」。2020年に竣工された、本学のミュージカル専用劇場をステージの裏側までご紹介します。

こちらの記事でもご紹介した通り、本学のミュージカルコースには330名を超える学生が在籍しています。

MUSIC POOL CINOは、多くの学生が出演できる機会をつくることを目的に2020年7月に誕生しました。映像システム、音響システムを駆使した最新の舞台演出が可能なミュージカル専用劇場です。今では、様々な公演のほか、授業、オーディションなど幅広く活用されています。

では、SENZOKUさんぽ～MUSIC POOL CINO編～スタート！

MUSIC POOL CINOは、キッズスクウェアという建物にあります。キッズスクウェアが建築されたのは1989年、その建物の中に突如として最新機材をそろえたミュージカル劇場ができました。

キッズスクウェアに入るとMUSIC POOL CINOのペナントが皆さんをお迎えします。

キッズスクウェア入り口から進むと劇場のエントランスが現れます。重厚な扉、落ち着いた色合いのカーペットが素敵です！

客席に入ってまず驚くのがこの幅19m､高さ4.84mもある大型デジタル緞帳。描かれているのは狩野内膳の「南蛮屏⾵」です。上の写真では判りませんが絵が少しづつ動いているんです！最新機材をつかってプロジェクションマッピングが投影されるようになっています！

緞帳に映し出された屛風が開くと「南蛮屏⾵」に描かれていた船が動き出します。その様子はぜひ劇場にいらした際にご覧ください。

真っ赤な客席は、約300席。前列の席と段差が広いため視界良好です。これから始まるミュージカルに胸が高まります。

この日はピアノが1台だけでしたが、公演日には打楽器やギターなどミュージカル公演を支えるバンドが後ろに待機します。さらに、ステージは可動式になっていて、客席側の床を下降させてオーケストラピットを設けることができます。

では、ステージ裏を見てみましょう。

ステージ下手袖からの景色です。出演者しか見られない景色ですね。これから300人のお客さんの前に立つと思うと、なんだかこちらまで緊張してきます。

リハーサルの途中だったのでしょうか、小道具を見つけました。フランスパン、ロールパン、バナナ、鶏の丸焼き…。やけにリアルでお腹が空いてきました。

舞台袖の端に目をやると、、、あれ？？

こんなところに蛇口があります！！舞台袖になぜ蛇口があるのでしょう？

実は、「MUSIC POOL CINO」はプールがあった場所を改修して作られた劇場なんです！プールの名残があるなんて、ちょっと粋なデザインですね。

現在、MUSIC POOL CINOでの公演は関係者のみに公開していますが、配信予定の公演もありますので、大学ホームページ、Twitterなどで公演情報をぜひチェックしてください。また、YouTubeでも公開している公演がありますので、こちらもご覧ください！

以上、MUSIC POOL CINOのご紹介でした。

Text by YM

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