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趣味でお金を稼ぐなら自分のWebサイトを持つと有利な理由

約2年程までから、自分の趣味であるランニングやハイキングでコミュニティを始めてみました。

現在6つのグループを運営していて、大変ありがたいことに4,000人以上の方にご登録いただいています。

それぞれのグループでは、定期的に有料イベントを開催させていただいており、小額ではありますがお金を稼ぐことが出来るようになりました。

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この記事ではWeb上で商品(もの、知識、サービスetc...)を売ろうとする場合に、まず壁となる「集客」について私の知っている範囲でお話させて頂きます。

まず「集客」でつまずく

Webで商品を届けたい場合、ほとんどの方がまず「集客」で苦戦すると思います。

そもそも、お客様がいない状態では物は売れません。
これはネットでもリアルだろうが同じです。

しかし、リアル店舗がガラガラに空いれば、誰でも直観的に「これはマズイな…。」と思います。

一方、ネットだとお客様が実態として見えないため危機感がつかめません。

お客様はどこにいるのか?

目に見えないお客様をイメージするには、ちょうど「中世の市場」を想像すると分かりやすいかもしれません。

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文章ならnote、物販なら楽天やAmazon、スキルや経験を売りたいならココナラやPeatixなど...

それぞれのプラットフォームが「市場」となって、私達「商人」がそこに露店を出店し商品を並べます。

その賑やかな市場を「お客様」がグルグルと歩きながらショッピングを楽しんでいるイメージです。

これらの「市場」では、すでに「名うての商人」がそれぞれ選りすぐりの「商品」をならべて幅を利かせています。

彼らは既に市場の大部分の区画にテントを出店し、多くの優良顧客(=フォロワーさん達)を囲い込んでいます。

私達のような個人の新規プレイヤーは、なかなかそこに入り込む余地がありません。

この「市場」に「観光バス」で乗り込むには

よく観光地のお土産屋さんで、バスのツアー客がゾロゾロと降りてきてお買い物している光景を目にしたことがあると思います。

神姫観光バス_6501

自分のサイトをひとつ構築し、なんらかのキーワードで集客に成功することは、ちょうど「観光バス」を1台手に入れることが出来るということです。

つまり、既得権益をもった商人たちが幅をきかせている「市場」に、「自社の観光バス」で乗り込んで、自分の店舗の前で停車し、沢山のお客さんを降ろすことが可能となるのです。

たとえ話ばかりでちょっとわかりにくいですね。
ここからは実際に私のとった試作でご説明いたします。

私のサイト「銭湯ラン.com」の場合

2年ほど前、私はランニングのコミュニティをMeetupとPeatixというWebのプラットフォームを利用して立ち上げました。

その2つのプラットフォームのいずれかで自分のイベントに集客することが私の最終的な目標(コンバージョン)となります。

しかし、立ち上げ当初はやはり「集客」で苦労しました。

ランニング関連のコミュニティは人気のカテゴリーで、既に多くの既存グループが存在するためです。

そこで私は「銭湯ラン.com」という独自ドメインのサイトをWordpressという無料ツールを利用して作成しました。

これは先程のたとえ話でいうと「市場」のなかに露店を出店するのではなく、「街」に自分のお店をオープンさせたということです。

その「銭湯ラン.com」に毎日新しい記事を更新して地道にコンテンツを作成していきます。

やがて、それらの記事のいくつかがGoogleの検索ワードで上位表示されるようになります。

私の「銭湯ラン.com」でいうと、複合キーワードである「代々木公園 ランステ」や「代々木公園 ランニングステーション」といった検索ワードで上位表示するようになりました。

下記はGoogleが提供する「Serch Console」という検索パフォーマンスの解析ページです。

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これらの「検索ワード」が先ほどの例でいうところの「観光バス」として、定期的にお店の真ん前まで、お客さん達を送り届けてくれるというわけです。

実際、Googleで「代々木公園 ランステ」と検索していただくと「銭湯ラン.com」が先頭に表示されると思います。

つまり私の場合、「代々木公園 ランステ」という大型観光バスが1,000名以上のお客様を運んできてくれています。

また、「原宿 ランステ」や「織田フィールド ロッカー」という中型バスも最近手に入れたところです。

もちろん途中下車してしまうお客さんもいるので、いかに自然に目標のページに誘導するかが重要になってきます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

SEOで狙っているキーワードの上位表示に成功すると、ビジネスを展開するうえで非常に有利なのは確かです。

競合がひしめく「市場」の外からお客様を連れて来ることができるからです。

コンテンツマーケティングと呼ばれるこれらの方法は、今後もこのテーマで深掘りさせて頂ければと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました。




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