あたりまえの出来事にも感謝したい。
とあるInstagramの投稿でかなり印象に残っているものがある。
それは「保育士に物申す!」というタイトルのものであった。内容としては、保育園に通う娘さんが園内で怪我をしてしまったそうで、、お迎えの時間に保育士は保護者に深々と謝罪してきた。。
この保護者さんはその後保育士にこのようなことを言ったそうです。
30分のうち、29分57秒、しっかり見守っていても3秒目を離したときに転んだりする。だから仮に1年間200日、登園したとして199日怪我なく見守ってくれた先生たちには感謝しかない。と。
日本は良い部分はあたりまえとして認識され、悪いとこばかりを抽出されることが多いと感じる。メディアはさらに抽出した部分を良くも悪くも拡散させていく。もしこの園児の怪我がニュースで取り上げられていたとしたら、怪我をしてしまった日の出来事のみに着目して必要以上に保育士を責め立てるだろう。この時、すでに日頃怪我をしないように見守ってくれていたという事実は、怪我をしてしまったという出来事によって押しつぶされてしまう。
今回は保育園での出来事をもとにこのような記事を書いたが、あたりまえが感謝されないことはいくらでもあるだろう。しかし、そこを感謝できる人間であるからこそ、気づけるもの、成長できるものもたくさんあると思う。
起きたばかりの事象にばかり着目せず視野を広げてみると新たな世界が見えてくるかもしれない。
たらちゃん
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