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お稽古する我が子がママは心配…

このお稽古は我が子に合っているか

このお稽古が我が子に向いているかどうかは、気になる点ではあります。
特に親がやらせたい気持ちが強いと、何とかご機嫌を取って続けてほしい、と思いますね。
勿論客観的に注意深く見て、ベストな選択であったか判断したい、という思いをお持ちの親御さんも沢山いらっしゃるでしょう。
この頃は自主性を重んじることが多いと感じていまして、その結果子供が楽しかったと言えば喜び、難しくて嫌…などと言われればやめた方がいいのか、とかやめさせないために、もっと簡単なものにしてもらうようにお願いしようか、とか心配のあまり考え過ぎてしまう方も多い印象を受けます。

個人稽古の意義


私の稽古場ではマンツーマンで教えています。
基本的にその人の技量に応じた踊りを用意しています。
応じた、というのは必ずできるもの、ということではなく、今できることよりも少し難しいものを用意しているということです。
具体的には、教えてすぐにはできなくても何回か練習すればできるようになるもの。
この積み重ねで上達していきます。
難し過ぎても、できないまま永遠と続けていかなくてはならない、という苦行のようになり、楽しめません。
この、"少し難しい"というものの見極めが難しいんです。
大人は言葉で説明してある程度理解できることも、子供はそうはいきません。
個人差も非常に大きく、理解できる内容も子供によって違うのです。
何度でもやり直せる子供ばかりではなくて、2、3回もやれば嫌になってしまう子供も多い。
その、できるかどうか試しているときに"難しくてイヤだなー"なんて言う子供の言葉をあまり心配しないでほしい、と思うのです。
この日はイヤだったけど次のお稽古で、ふとしたことからできるようになったり、違う箇所が上手になって褒められたりして"楽しかったー"となることもあります。
そうやってイヤだったことも乗り越えられる。
親はドンと構えていましょう。

子供なりに乗り越える

叱って教えているわけではありませんが、できない、ということは本人もわかっていて、ちょっとイヤな気持ちになるんです。
でも次のお稽古で褒められれば、子供なりに達成感も得られるのです。
習い事のなかでも期待される素晴らしい体験のひとつだと、私は思います。
そしてもうひとつ、お願いしたいことなんですが、今の時点でできないことも認めてあげてほしいということがあります。
これは大人でもそうなんですが、教えてもまだできる段階になかった、ということもあるんです。
ある程度予測して、できると判断して"ちょっと難しい"ことを教えているのですが、時期尚早であった、ということもあるのは事実です。
この場合は、できる振りに替えたり、省略したりすることもあります。
それがちゃんとできれば良しとするわけですが、何故ちゃんと教えないのか、と思われることもよくあることで、極端な場合早々に辞めさせてしまう親御さんも。
大人でもやってみればわかりますが、身体を動かす技術の修得は簡単ではありません。
今はできなくても、この先できるようになる時が来ます。

子供時代にやるべき大切なこと

子供の場合は見栄え良く型にはめ込むより元気に大きく踊ること、振りのかっこよさより本人なりに楽しんで表現している、ということが大切だと思っています。
強いて言えば曲の間(リズム)があっていればそれが一番です。
基本子供は子供なりに先生の真似をしています。
身体、心が成長していけば、自然とできるようになるのです。
そのタイミングをうまく見つけて、気持ちよく踊ってもらえるように指導するのが私の仕事だと思っています。
どうか我が子の成長をゆったり、長い目で見てあげてください。

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