春のゆらぎ肌対策:肌を清潔に、たっぷり保湿がポイント

ゆらぎ肌ってなに？

日増しに気温も高くなり、数年ぶりに制限されていた行動も緩和。
気軽に出かけたくなる季節がやってきますね。

なんとなく気分もワクワクする季節ですが、一方で、春は肌トラブルが増える季節でもあります。

・ずっと使ってきた化粧品なのに最近ピリピリする。
・顔が痒くて、ついかいてしまい赤ら顔になってしまう。
・保湿しているのに乾燥が進んで粉がふいたような肌になる。

こんなお悩みをお持ちのかたも多いかもしれません。

このように一時的に肌が安定しないことを「ゆらぎ肌」と呼んでいます。
季節を問わずゆらぎ肌になってしまうことがありますが
とりわけ春は、肌トラブルが増えてしまうようです。

春のゆらぎ肌の原因

ゆらぎ肌になる原因は複数ありますが、
特に春に多いと思われる原因の傾向を3つご紹介します。

1.乾燥
春は昼と夜の寒暖差も大きく、一日の中での大きな気温の変化に肌だけでなく、身体の体温調整がついていけず不調になりやすいのです。
また、気温の上昇に伴い空中の水分も蒸発してしまうので、冬の乾燥同様に空気が乾燥しています。

2.花粉や黄砂による外部からの刺激
2つ目は花粉や黄砂、PM2.5といった空中に漂う粒子が身体の粘膜(目・鼻・ノド・口)に付着し刺激を受けて痒みや肌の赤みが出てしまいます。

3.環境の変化によるストレス
春は出会いと別れも多い時期。
学校や職場など普段の生活の変化にまだ慣れずにストレスが増えてしまうことがゆらぎ肌を引き起こす要因にもなります。
直接、引越しや異動を経験しなくとも周囲の変化に自分も同じ環境の中にいるので多少なりとも変化を受けていることになります。

春のゆらぎ肌対策のポイントは2つ

1つめは、なんといっても肌を清潔に保つことです。
外出して帰宅後、すぐに肌に付着している花粉や黄砂、ほこりといった外気からの刺激をクレンジングや洗顔で取り除いてあげましょう。

クレンジングは、肌の表面を擦らずに肌に優しく触れてあげる。
洗顔は泡で肌を包み込むようにして、肌に残っている汚れを泡が包んで取り除くようなイメージで洗顔します。

2つめは、しっかり保湿してあげることです。
肌に極力刺激を与えないように優しくスキンケアをしてあげる。

保湿が少ない状態は、本来肌の表面を外気の刺激から守ってくれるバリア機能が崩れて弱ってしまいます。
バリア機能が崩れると肌の新陳代謝であるターンオーバーの周期が短くなります。
充分なバリア機能を持たない未熟な細胞が外界にさらされ、さらなる肌荒れを引き起こすという悪循環にも陥ってしまいます。

毎日のスキンケアでしっかり潤いを届けてあげる。
本来の自分の肌のバリア機能を高め、お肌が生まれ変わる力をサポートしてあげましょう。

肌のコンディションを元に戻してあげるには

保湿だけでなく、バランスの取れた食事と充分な睡眠も重要です。

今まで使っていたスキンケアでピリピリとした刺激を感じる場合は、すでに肌のバリア機能が乱れているサインです。

この時だけは、通常のスキンケアではなくなるべく刺激がない成分を含んだ化粧水、乳液やクリームで毎日のスキンケアを続けてみます。

日々のスキンケア、そして生活リズムを整えてあげることで、
肌のバリア機能が本来の力を発揮し肌が生まれ変わる力(ターンオーバー)をサポートして肌トラブルから回避していきましょう。

ゆらぎ肌ならメイクもミニマムで

肌の色ムラ(赤み)がある
まぶたが腫れてアイメイクをしたくない
顔全体がぼやけたような印象になる

など、ゆらぎ肌状態に厚塗りメイクは避けたいあなたに。
動画でメイクの手順をお伝えしています。
ミニマムメイクで、なるべく肌への刺激、負担を減らすテクニック。
ぜひトライしてみてくださいね。

身体の中からもゆらぎ肌対策を(インナービューティー編)