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21/1,000冊目 ジャズをざっくり知るために読んだ2冊のひとつ→ 相倉 久人(著) 『ジャズの歴史』

読んだ1,000冊を紹介しています

3年と数百万円かけて1,000冊読んでみました。


相倉 久人(著) 『ジャズの歴史』

ジャズって、理解しょうとしてもどこから手を付けてよいかわからず、めんどくさい。ということでまずは歴史から知っていこうということで本書を読みました。著者は、朝倉久人氏。1931年生まれ、2015年死去の音楽評論家。

意外にも、「クレオール」なるものを本書から学びます。クレオールとは、フランス語の「Créole」で、人種を問わず植民地で生まれたものをさします。アメリカにおける黒人の文化は、植民地で生まれたものを説明するさいに使われました。

正直、1回ではうまく理解できなかったのですが、ぼんやりはわかってきました。そして読後は、ジャズについて「どこから手を付けてよいかわからないもの」という捉え方ではなくなりました。わたしの場合は、ハード・バップやビバップを入り口にしようと思いました。いうならば、本書はちょっとむずかしい文字で書かれた地図でした。目的地を決めたら、そこをまず訪れてみれば、地図に書かれた文字が少しずつ理解できていく、そんな地図です。

ちなみにジャズを知るために読んだもう一冊は、こちら。

『マンガでわかるジャズ: 歴史からミュージシャン、専門用語などを楽しく解説!』


この本で得たもの

  1. ざっくりとしたジャズの世界

  2. ジャズの起源

  3. ジャズへのとっつきやすさ

  4. ジャズへの興味


参照



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