人を元気にする人

平野レミさんのファンです。

いつからなのかなーと考えてみたら、どうやらMatthew's Best Hit TVの頃からだと思います。懐かしすぎる！！
藤井隆さん扮するマシュー南が進行する深夜番組で、本当に大好きでした。もともと深夜番組好きなんですけど、その番組のケータリングコーナーに出ていた平野レミさんが、とにかくもう最強に面白かったのです。

それ以来、レミさんを画面で見つけたら絶対に見るようにしています。

藤井隆さんも大好きです。
何かやるときにカッと目を見開いたまま、視線は動かさないで体だけ動く感じが笑ってしまいます。
あと、ご結婚されて良い人感がさらに隠せなくなりましたね。

私は結婚するときにレミパン（平野さん監修のフライパン）も買いました。
今でもテレビに出たら、ドーン！っていう表現がぴったりの驚きの手法と簡単レシピを繰り出されています。
先日は、NHK生放送でお料理されていたのですが、カンペが読みにくいのか「何よ！口で言えばいいじゃん。もっと大きな声で！なんで言わないの！？」と叫び、共演者も爆笑していました。NHKなんて特にスタッフさんが前に出たらいけないんでしょうね。

とにかくブロッコリーが株のまま立っている料理（これはもう伝説か）とか、材料を載せていたお皿でフライパン混ぜちゃうとか、破天荒なレミさん。
見ているだけで楽しいし、しかもやっていることが主婦なので目が離せない存在です。

レミさんがシャンソン歌手であり、イラストレーター和田誠さんの妻であることを知ったのは、かなり後のことです。
残念ながら歌声を聞いたことはないのですが、和田さんが亡くなられたときのレミさんのコメントで言葉を失いました。

以下、一部抜粋です。

最後の料理を作っているときはすごく幸せで「私にとっての一番の幸せは、和田さんにご飯を作ることだったんだ」とあらためて気づきました。47年間、私の料理を美味しい美味しいって食べてくれて本当にありがとう。安らかにね。

感想を言えないくらい、読むたびに毎回刺さります・・・

とっても幸せだったんだろうなーと思って。
自分は料理は素人だからと料理愛好家を名乗り「私は主婦だからさあ」ってすぐに言う。

レミさんの情報を見ていると、あんなに元気をくれる人も小さなことで傷ついたり眠れなくなったり「どうしよう」って不安になったり、私と同じじゃないかと思ってしまうんです。ええ、違いますけども。


学生時代の気が強くていつも私に怒っていた友達を思い出しました。
彼女も強いけど傷つきやすかったな。
じゃあ、私との違いは何なのか・・・考え始めていますが、まだまだ答えはわかりそうにありません。

その場その場を楽しんでいる感じ、素直に感情を表現するところ（たまに戸惑ったり悲しくなったりされている）、よく笑うところ、主婦って最高でしょって自分がやっていることを誇りにしているところ。

やっぱり大好きだなあ。

いつも行く本屋さんでレミさんのレシピ本を検索したら、すべて品切れていました。
ちなみに鬼滅の刃最新巻は50冊くらいありました。家族に買いました。

レミさんの息子さんのお嫁さんも料理研究家の和田明日香さんという素敵な方（もうひとりの嫁は女優の上野樹里さん。本当すごい）ですが、テレビでレミさんの作ったニラだれが最高に美味しいと言っていました。
自分なりにアレンジしても、いちばん簡単なレミさんのレシピにかなわなくて「やっぱり平野レミすごいな」って素で言っていました。なんでそんなに最高家族なのって感動しました。

ちなみにテレビで言っていたので大丈夫だと思うんですけど、そのニラだれのレシピ。

ニラを刻む。醤油かける。以上

私も、え？？と思って、次の日にニラ買いに行きましたよ。

本当にびっくりです。
私は餃子のタレとして使いましたが、他にも絶対使えます。
めちゃくちゃ美味しいので通りすがりの主婦の方や自炊の方、ぜひ。