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【セノバス+ STORY】ロゴ・パッケージデザインの話

セノバス+ STORYでは、子供向け成長期サポートサプリメント「セノバス+」の商品開発にまつわる記事を更新しています。

今回はセノバス+ブランディングにおける、ロゴ・パッケージなどのデザインクリエイティブのお話です。

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セノバス+は【”効率性”と”継続性”で、頑張るお子様とその保護者をサポートする】をコンセプトに開発しています。

商品開発において、まずは処方の追求によって<効率性>を仕上げましたが、次に毎日飲んで継続してもらえるからこそ実感してもらえる<継続性>を高める要素として、クリエイティブはとても重要だと考えていました。

"継続したくなる"を叶えるために必要なクリエイティブイメージ
- <安心>安全・信頼できるから毎日飲み続けられる
- <期待>手に取るだけで効果を予感できて飲みたくなる
- <どこでも飲める>手元にあると自信が湧く・元気がでる・ポジティブになれる・持っていて嬉しい、持ち歩いていつでも飲みたくなる
- <美味しい>美味しそう、毎日飲みたくなる
- <生活に馴染む>インテリアの中に置いて違和感ない、嫌じゃない

などを洗い出してお子様視点・保護者様視点で整理し、ざっくり要約して以下のようなオーダーをまとめ、

・お子様がセノバス+を手にとりカッコいいと思える、自信が湧いてくる
・保護者様視点で安心できるイメージである。でも安心感≠子供っぽい、優しい雰囲気、ではない。成果と安全性における信頼を感じさせる
・ダイニングテーブルに置きっぱなしにできるような、生活の中で馴染むデザイン

Nide.inc.の飯島さんにご依頼させていただきました。

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飯島 理
Producer / Art Director / Designer 
株式会社ニード 代表取締役
昭和女子大学 生活学部 環境デザイン学科 講師 

1978年9月5日生まれ、神奈川県出身。
グラフィックデザイン / アートディレクション / ブランディング / インタラクティブなど広い視野でのデザインを軸に、広告領域のみならず、アパレルや店舗プロデュース・クラフトビール等の商品プロデュース・ディレクションなど積極的に活動している。 

今回、誰にお願いしようかと検討する前から「飯島さんにお願いしたいな」と企画段階で漠然と考えていました。飯島さんとは過去にも何度かお仕事を一緒にさせていただいており、今回私が想像する「カッコいい」をスムーズに具現化していただけるイメージがありました。数年ぶりのお仕事でしたが、お受けいただいてとても嬉しかったです。

そんな飯島さんに、商品現物ができあがったタイミングで手に取りながら、今回のセノバス+のデザイン制作について振り返りながらお話をお伺いさせていただきました。

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- 今回、セノバス+のコンセプトからどのようにクリエイティブ制作を進められましたか?

飯島さん「ターゲットの子供たちが”何をかっこいいと思ってるのか?”を知りたくて、ガチでスポーツをやってる子供になりきって考えてました。持ち物や道具に対する本物感へのこだわりとかがちゃんとあって、自分で選ぶ視点がある子どものイメージ。自分も子供の頃スポーツをやっていて、アディダスとかナイキとかルコックとか有名スポーツブランドが好きで、持ってることで"ドヤれる"というか(笑)、憧れて手にとって選ばれるようなデザインにしたかった」

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目指していたのは一流スポーツブランドのような憧れるカッコよさ

- ロゴデザインは、スポーツブランドの中に並べられそうなカッコよさでとても気に入ってます。ロゴデザインの組み立てはどのように進められたのですか?

飯島さん「今回はオリエンでもらったキーワードから自分で仮コピーを作って、ビジュアルにコピーとロゴを直接乗せながらイメージを膨らませていきました。毎回いろいろな手順で作るけれど、今回は黄金律なども使わずグリッドだけで組み立ててます。セノバス+の、伸びていく感じ、広がっていく感じ、などが加わってイメージができてきて、モックにあてて確認しながらいくつかの案を作成しご提案しました」

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仮コピーに乗せてイメージを膨らませていく

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モックイメージとキービジュアルのダミーイメージ

- たくさんご提案いただいた中でも、ロゴデザイン自体は満場一致でスムーズに決まりました。カラーリングのグラデーションも象徴的ですよね。

飯島さん「セノバス+のグラデーションは、オリジナルで作ってます。色だけで商品コンセプトを感じさせたくて、垂直のグラデーションではなくて、エネルギーや気持ちの動向を感じさせる、ゆらぎを入れたグラデーションに。ブランドカラーはセノバス+を象徴するイメージを定義していて、グリーンがいい個性になってると思う。りんご味という味の美味しさも表現できていたり。このグラデーションだけで、ロゴがなくてもセノバス+というブランドを表現できるのがいいなと思っています」

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エネルギーの動向を感じさせる揺らぎのあるグラデーション

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セノバスを象徴するコンセプトカラー

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グラデーションだけでセノバス+を象徴するファビコン 

- 今回はパッケージデザインもあわせてお願いさせていただきました。手にとっていただいたお客様からも"カッコいいのにカワイイ!"とご好評いただいてます。こだわっていただいた点はありますか?

飯島さん「パッケージデザインは子供にとっても、保護者の方にとっても違和感がなく手にとって安心感・信頼感が伝わるように作りました。こだわりは実は裏面表示部分で、街で見かける商品は、成分表示部分の文字組があまり綺麗じゃないのが気になっていました。機能することが前提で記載すべき情報が多いのは理解していますが、そこをしっかりと文字組みしてみるチャレンジをしてみたかった。なのでかなり細かく、英字・カナ・漢字それぞれでフォントに調整をかけています。まだスペースが余っているので、今後表示要素を増やしたときも、機能と美しさが両立するようにレイアウトしていきたいと思っています。」

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理想はダイニングテーブルに置きっぱなしにできるおしゃれなパッケージ

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こだわりの美しい裏面表示は安心感・信頼感も感じさせる

- 処方成分も入稿直前まで並行してぎりぎり調整していたので、表示成分に修正が入るたびに調整していただきお手間をおかけしました(笑)。これからもセノバス+のクリエイティブ関連をご一緒させていただきますが、飯島さんが今後やってみたいこととかありますか?

飯島さん「スポーツをする子供たちをサポートする定番のブランドとして定着していくように、このプロダクトロゴで、スポーツに関連するグッズとかも作ってみたいですね。まずはタオルとか。あと、子供たちの撮影もやっていきたいですね。スティックのデザインをしているときに、スポーツをしている子供たちのリュックのポケットに入っているのをイメージしながら作っていたので、そんな画が撮れたらうれしい。プロダクトデザインの仕事は新鮮な部分が多くて楽しくやらせていただいてます。」

- 飯島さん、ありがとうございました。引き続き宜しくお願いいたします!

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今後セノバス+は様々なクリエイティブにチャレンジしていく予定です。

セノバス+のフィルム記載のキャッチコピー”MAKES YOU POSITIVE”の通り、手元にあるだけで勇気が出る、元気がでる、"ドヤ"れる、クリエイティブを目指していきます!

セノバス+事業責任者 佐藤 奈穂子

>>セノバス+公式サイトはこちら

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