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【Iパス本を写真7枚でレビュー】合格教本ITパスポート

合格教本は、ITパスポートだけでなく、基本情報技術者・応用情報技術者・さらに上位資格までのシリーズ本です。

まさに、「情報技術者試験」を知り尽くした出版社の本。

総ページが他の本よりも150ページもコンパクトなのに、用語数は360と網羅性充分。

ITパスポートより上の資格を視野に入れた勉強ができます。

とはいえ、上位資格まで目指す方向けの手堅い作りで、初学者の方・楽しく学びたい方には向かない一面もあります。

このNoteでは写真を使ってレビューしましたので、ぜひ参考にしてくださいね。>>amazonレビュー<< へのリンクもどうぞ。


結論は、ITパスポートはキタミ本・いちやさ本・栢木本から選べば良く、合格教本は基本情報技術者あたりから考え始めると良いとなりました。

なお、私は栢木本で970点合格しています。基本情報技術者までは栢木本に、以降は合格教本にお世話になりました。

>>9冊を一気にさっくりレビューしたNote<<





合格教本について


合格教本や技術評論社さんには、いつか必ずお世話になります。

ITパスポートや基本的情報技術者は、多くの本がありますが、上位資格本なで扱える出版社さんは限られてきますから。

合格教本はITパスポートから上位まで完備されています。

「本が変わるのが不安」って方にはお薦めできる本です。

私はITパスポートと基本情報技術者は、柏木本でした。

しかし、応用情報技術者には柏木本がなくて、書籍が変わるのは不安でしたね。なお、合格教本も柏木本も技術料論社なのですが、私は作者さんが違うだけでも不安になるタイプ。

「基本情報技術者より上も狙っていて、本の雰囲気を変えたくない」方は、合格教本の購入を考えてみて良いです。

私は応用情報技術者・ネットワークスペシャリストは合格教本でお世話になりました。

ITパスポートは他の本だとしても、基本情報技術者あたりから「上位まで出している出版社・シリーズ本」を意識すると良いですよ。



しっかりした「手堅い作り」


合格教本はITパスポートだけでなく、基本情報技術者・応用情報、さらに上にの上位資格まで続くシリーズ本です。

資格本のノウハウがあるので、一通り揃っている上に他本を圧倒しています。

  • 他本より100ページもコンパクトで手早く読める

  • 他本より300用語も多いので網羅性バッチリ

  • 他本と同じく重要語・まとめなど装飾が分かりやすい

  • 問題集本の3倍多い2200問が演習できるWeb特典



総ページがコンパクト


資格合格の秘訣は、必要知識を早く習得して、さっさと過去問演習をすること。

どんなに座学をしたって、正解しなければ合格なんてできませんからね。

合格教本は470ページでコンパクトな方です。講座本でお薦めな「キタミ本」や「いちやさ本」は550ページを超えます。

「長い本だと挫折してしまう」不安がある方にお薦めできます。頑張れば1ヶ月以内で全部読める量です。

分からない所・難しい所は飛ばして大丈夫。過去問演習しながら復習すれば良いですからね。

私は1ヶ月座学、2ヶ月目から過去問演習、ちょっと中だるみして3ヶ月勉強してから受験します。



網羅性はばっちり


他本よりもページ数が100ページも短いと「内容が削られているのでは」と不安になるかもですが、むしろ逆です。

索引数は1160語。他本が800語前後なので多いです。

私がよく比べる「経営戦略4種」も当然網羅。

しかし、いちやさ本やキタミ本は、150頁多いですが載っていません。

経営戦略4種でIパスに出たのは、「ニッチャ戦略」だけですが、基本情報技術者では全て出ます。今のうちに、覚え直しの手間を避け、上位資格への備えができる本です。



内容がしっかりしている


さすが上位資格まで出している合格教本。

装飾がしっかりしています。

解説文も正解するために必要な分量。用語問題程度なら意味を短くさっくりと。一方、考えさせる問題に出る用語は、意味に加えて、事例や比較など丁寧に解説しています。

解説文は少し長めで、意味だけなら半分で充分ですが、事例紹介なのでOK。Iパスでは「考えさせる問題」も出ますからね。

他に、赤文字や太字での強調、囲みでのまとめなど、手堅くまとめています。


工夫を感じたのは「節の最初の用語集」。

1周目なら「今から学ぶこと」が少し分かり、2周目や復習では「載っていること」がすぐに分かります。

欲を言えばキーワードを赤字や太字にして欲しかったかなとは思いました。



問題演習はWeb主体


Iパスの問題演習は、過去問道場さんで充分です。

とはいえ過去問道場さんで分かりにくい場合もありますね。そもそも有志で更新もしてますから、品質が一定してない面も。

合格教本にはWebで過去演習ができます。

しかも、問題数は2200問で最多。他本では大抵200問。問題集本でも800問ですから。

ただし有効期限は3年未満なので、中古本の購入は薦められません。もし不合格になって利用が伸びた時に、使えなくなっちゃいますからね。

Iパスの合格率は40~50%。勉強時間がとりにくい社会人の方は特に注意してくださいね。


\コンパクトでも内容も問題も充実!/
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上位資格まで目指したい方向けです



初学者向けから少し離れ気味


合格教本は上位資格まで続くシリーズ本。

IT初学者が楽しく学ぶ系よりは、固めガチめの手触りです。

図解が少なめで、章分けが大味なので、少し持久力が必要な面がありますね。

学習を進める方が、挫折しにくいかもしれません。写真付きレビューへのリンクは上の箇条書きから飛べます。



図解が少なめで小さめ


初学者にとって、百聞は一見に如かず。図解は全体の構造や仕組みを一発でインプットできる良ツールです。

また小難しい文章にうんざりした時に、ある意味癒し。イラストやキャラクターがいるだけで違うものです。

しかし合格教本は固め。

小さいし、正直楽しみにはなりません。

個人の好みで申し訳ないですが、テルテル坊主がかわいくないです。また、吹き出しが本文より小さいのも気になります。

私は、「学生さんや初学者さんにはちょっと固すぎるかも」と思いました。


イラスト最多のキタミ本だと、楽しく学べますからね。150ページぐらい長くはなりますが。>>キタミ本のレビューNote<<


また、同じ出版社で私がお世話になった栢木本も、ページ数が同じながら図解も少し柔らかいのでお薦めします。>>栢木本のレビューNote<<



章分けが大味


Iパスの章分けは10章ぐらいが最適です。

しかし合格教本はたった5章。しかも5章が長くて100頁。

せめて5章は2つに分けて欲しいかなと思いました。


また、最初のストラテジーも少し難しめ。

財務計算からなので、簿記やFPを経由してIパスを始めた方には良いですが、他の方は「最初から計算かぁ」とちょっとゲッソリするかもです。


400ページも10章なら40ページ。小刻みに読めますから。章構成が小刻みだと「読み切った」達成感がちょくちょくありますからね。

amazonレビューが一番多い「いちやさ本」の章数は最多の15章。朝活・昼休み・通勤通学などの細切れ時間でコツコツ進めたい方にお薦めです。>>いちやさ本のレビューNote<<

私がお世話になった栢木本は全10章。出版社が同じなのでお薦めします。>>栢木本のレビューNote<<


\上位資格までお世話になる本!/
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章が少ない方が良い方向けです



まとめ | 本を揃えたい人にはお薦め


IT初学者にお薦めするなら、別の本かなと思います。

イラストが多いキタミ本:590ページ
腰を落ち着けるならいちやさ本:560ページ
コンパクトな栢木本(同じ出版社):490ページ

「合格教本が良いと思ったけど、固くてちょっと不安」な方には、栢木本がお薦めです。合格教本と同じページ数で同じ出版社ですから。私もお世話になりました。

しかし私同様、基本情報技術者や応用情報技術者を狙っていく方もいらっしゃるでしょう。シリーズ本なので、慣れた本で勉強をしていきたい方、書き方が変わると戸惑う方は、合格教本からスタートもアリです。

結局は上位資格になると合格教本さんにお世話になる確率が高くなりますからね。私も応用情報技術者からお世話になりました。

\表紙がフレンドリーに変わりました!/

私は基本情報技術者からでも良いと思います


「IT未経験だから分かりやすい本が良い」「資格は固すぎずカジュアルに学びたい」などの「楽しさ」が少しでも欲しい方は、別の本を薦めます。

ITパスポートを受験するのは、ITエンジニアになりたい人だけではありません。また基本情報技術者などを狙っている人だけでもありません。

幅広い職種の方が「パソコン/ITを使うから」「他者との差別化したい」から受験されています。

ITパスポートを学ぶ方の幅広さを考えると、「30%お薦めかな」と思いました。



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