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広報のCBからFWにポジションチェンジした話

これは、sennaアドベントカレンダーの11日目です。ここまできたら完遂行ける気がしてきました。唯一のネタがないというお困りごとも、社長室の朝会で相談したらみんながネタくれました!ありがとうございます。
昨日はタイパについてsennaが書きました。今日はみんなからのネタ提案を見ていて思いついた広報の仕事について書きます。

プロローグ

突然ですが、最近、いつも行ってる飲み屋の常連さんにオススメされて、アオアシというマンガを読み始めました。まだまだ序盤なのですが、主人公がポジションチェンジを言い渡されるところまで読んで、早く続きが読みたい・・・!となっています。

前提

広報の仕事には、そもそも広報の仕事とは何だ?というテーマが常に付き纏ってきます。パブリックリレーションズという言葉の通り、ざっくり言ってしまうと自社と関わる全ての人と関係性を築くことですが、会社のステージやミッション、事業内容、広報の人数によって仕事内容や業務の幅は変わってきます。そのため、育ってきた環境や立場の違いなどで広報の仕事の幅や内容が微妙に違ってくるわけです。
なんか難しそう・・・と思ったらとりあえずセロリ聞いとこうぜ!多分大体理解できるハズ。

本題

CB的だったこれまでの自分の広報業務

もともと、広報未経験でペパポに入り(前職はプレスリリース配信サービスでプレスリリースを校正したり、書いたり、既存営業したりしていました)、それからの広報経験を振り返ると、自分はサッカーのポジションでいうCB(センターバック)のような広報だったと思います。
もちろん点を取る(メディア露出を獲得する)のに関わる仕事もありましたし、時には自分が攻撃(メディアアタック)起点となり、得点まで持っていくこともありました。ただ、圧倒的にこちらから攻めることは少なく、どちらかと言えばボール(案件)を待って、来たボールを確実に前へ送り出すというような仕事が多かったように思います。

つまりどういうことか

すみません。アオアシに気持ちが行きすぎて、サッカーに例えたい欲が暴発してしまいました。
つまり、これまでは以下のような業務がメインで、攻撃の起点(またアオアシに引っ張られてる・・・)が広報になかったのです。

  • サービスから依頼されたプレスリリースを書いて配信までの調整、メディアへの配信を行う

  • 問い合わせから来た取材に対応する

  • 毎年決まったサービスのイベントへの取材誘致を行う

なぜCBからFWになったか

もちろん上記の業務も大切な広報の業務なのですが、今年は監督・・・じゃなかった・・・上司からペパボの広報として、「もっと主体的に点を取っていける広報組織になっていこうぜ」というオーダーがありました(たぶんそんな言い方はしてなかったけど大体そういう話でした)。
そうして、僕はCBからFW(フォワード)にポジションチェンジをすることになりました。

FWへのポジションチェンジの大変さ

ポジションチェンジのタイミングで、これまで別の会社でFWや攻撃的MF(ミッドフィルダー)的な広報をしていた新しいメンバーが加入してくれたことはとても心強かったです。
とはいえ、3人のチームでこれまでの業務をこなしながら点を取るための新しい企画やリレーションを築くためにどうしたら良いかを考えるための時間や、実際に稼働する時間も確保しなくてはなりませんでした。
特に、これまでCBしか経験したことがなかった僕がFWへポジションチェンジをするのは血の滲むような努力と圧倒的な練習量が必要でした。

正直、これまでの業務も結構頑張ってなんとか2人でこなしていたので、1人増えたところで、急激にFWへのポジションチェンジができる状態ではありませんでした。
ただ、攻めの広報は僕がずっとやりたかったことでもあったので、この転換は自分にとってはとても嬉しいことでした。なので、やってやるぞ!という気持ちはめちゃめちゃ強かったと思います!

急にFWにはなれない

上記の通り、CBとしての役割とFWとしての役割が混在している状態で、急に「君、今日からFWね」と言われても急にFWにはなれません。
なので、とりあえずCBとしての仕事を減らすことをやっていきました。つまり、これまで行っていた業務の効率化です。この半年間、僕は上司からのオーダーされた業務効率化と+αの業務効率化を行いました。何をやったかを詳しく書くと長くなるので、具体的な内容はまた今度書きます。

ちなみになぜ+αをするに至ったかというと、上司のオーダーの仕方がジャイアントキリングという漫画の達海監督のような、ちゃんと選手(部下)に考えさせるようなものだったからです。タッツミー・・・じゃなかった・・・ロベさん、ありがとうございました!

この業務効率化と新しい仲間の加入によって、僕はこの下半期、10ゴールを決めることができました(PUSHで10件のメディア掲載を獲得しました)!

広報はチームプレイ

さて、この10ゴールですが、僕の成果かというとそうではありません。なぜなら僕がFWをやら攻撃的MFやらをしている時は必ず、チームのメンバーがボランチやDF(ディフェンダー)を務めていてくれたからです。
それはチームにとどまらず、サービスのディレクターさんだったり、エンジニアさんだったり、デザイナーさんだったり、バックオフィスのメンバーだったり・・・。
広報の仕事はペパボのみんなとのチームプレイで成り立っています。
もしも僕が、FWをやりたい!CBはやりたくない!FWだから僕以外に点を取ってほしくない!とか言ったらチームは成り立ちません。
僕は企業組織の人間なので、僕が得点王になるより、チーム(会社)として、最多得点を決められるチームになりたいと思っています。

なので、僕は必要に応じてCBにもなるし、攻撃的MFにもなります。
タイトルはCBからFWにポジションチェンジした話としましたが、厳密にはCBもFWもできる広報になったと言った方が正しいかもしれません。
ただ、気持ちだけはいつでも得点決めてやるぜ!得点決めるための戦略考えまくるぜ!という超絶FW思考でいきたいなと思っています。

最後に・・・

どうでもいいんですが、僕が初めて攻撃的MFという言葉を覚えたのはホイッスル!というサッカー漫画だったと思います。MFの水野くんが一番好きでした。ちなみにサッカー漫画読んでたけどサッカーの知識は無でした。ジャイアントキリングも好きな漫画の一つですが、サッカー知識は無のまま読んでました。

そんな僕が自分の仕事をサッカーに例えることができるようになるまでサッカーに詳しくなったの凄くないですか?自分を褒めたくなってきた・・・。とはいえまだまだ知識素人なんでサッカーの認識間違ってる箇所あったら優しく指摘してもらえると助かります。

今日は初めてちゃんとお仕事っぽいことを書きました。明日はsennaが何らかについて書きます(多分今日いっぱい文字書いて疲れたので明日は手抜き目になると思います)。

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