【豊かだなぁって思える人間関係】
鍼灸師で易占家の仙亀です。
人には生きていくために必要なものが、十分な様々なものが備わっています。
五体満足であれば、たいていのことはできる。
※ハンディキャップのある人でも、ご自分の創意工夫で十分に生活をこなしておられる方々がいらっしゃる。
僕にはできないことを、当たり前にされている様を拝見すると、感動しますね。
そんな自分の肉体を駆使して、日常生活や社会生活を営んでいくわけです。ただ息を吸って、ただ食べて、たまったものを出す。これ、五臓六腑がちゃんと備わっていれば、苦もなく行える。
※五臓六腑に負荷や失調があると、こうした本来の肉体的な営みに、不調が生じてしまう。
これを埋め合わせ解決していくのが、僕のもう一つのお仕事である東洋医学であったりするわけです。
でも、社会生活というやつは、自分一人じゃ十分じゃない。
誰かと一緒になって営んでいかないと、成立しない。
そう、モノを噛むとき、上のあごと下の顎が必要なように、一人じゃ社会生活というやつは成り立たない。
仕事にしても、家庭にしても、友人関係や恋愛関係だって。
でっかいところでは、国とか、世界、とかかな。
このとき、居合わせるコミュニティで過ごしているときや、パートナーと一緒にいて、豊かだなぁ、幸せだなぁって、感じるときがあります。
率直にそんなことを感じるときって、自分の不足を埋めてくれる存在だと認識した時。
日常生活では、フツーに過ごしていても、大なり小なり、問題、壁、障壁、というものが存在します。
たとえば、毎朝の洗濯もの一つとってみても、何もしないで済むわけじゃないから、言ってみれば一つの壁、だったりするわけです。
夕飯のお買い物から調理、片付け一つとっても、ちいちゃいかもしれないけど(人によっては大ごと)、何かを解決しなければならないと思えば、一つ乗り越えなければいけない壁、だったりするわけです。
こうしたことを、ひとりでロジカルに、ルーティーンで毎日やりすごしていくのもよいでしょう。
でも、ちょっとそっけない感じ。
でも、こんなとき、一緒に解決してくれる人であったり、自分の知らない解決方法を教えてくれるような、ユニークな知識を備えた人であったりすると、僕はそれだけで感激しちゃいます。
こんなとき、人との関係性って、とてもありがたいと思うし、そんな関係がもたらされていることに、感謝と豊かさを感じます。
よく人さまから恋愛に関するご相談をいただきます。
ま、お仕事柄、ね。
そんなとき、いろいろなアドバイスを差し上げる中で、相性の良さというやつで、恋愛対象への基準をお伝えすることがある。
恋愛や夫婦関係、親子関係など、身近な人との良い相性って、程よいずれ感があるのがいい。
※全く一緒な性質だったり、真逆な性質だったりすると、程よいずれを探せばいい。
もともと程よいずれが備わっている人たちは、そのずれを埋め合わせようと、自然と近づくことができる。
全く一緒な性質だと、相手のことがわかりすぎて、疲れてしまう。でも、意図してズレを探してみる。
あるいは、ズレを生み出してみることで、関係性にほどよい刺激が生まれて、相手に触れることへの不安や恐怖が和らぎます。
また、真逆であっても、相手に寄り添うベクトルで、ズレを埋め合わせていくような、相手も共感しやすいような方向で接していると、真逆なストレスが緩和されて、関係性が楽になる。
いずれにしても、相手と寄り添ってみたいなぁという意志があれば、豊かな人間関係は工夫次第でいかようにも作り出せる。
こんな多少の努力と創意工夫を楽しむことができると、人との人間関係って、とっても豊かだなぁって思ったりするわけです。
今年に入ってから、僕の巷の世間では、待ちゆく人たちの人間関係がギスギスしているように見える。
歩いていて、そんな人通しのいざこざに出くわすと、ちょっと寂しくなりますね。
考え方の違いに豊かさを見出せるかどうかは、まず自分自身の自信とゆとりを備えることが大切。
僕の占い鑑定を求めてくださる方で、そんなご自分自身の確認をされにお越しくださるクライアントさんもいらっしゃる。
そんな占い鑑定を通して、殺伐とした社会かもしれないけど、人間関係の豊かさを再認識していただき、ご自分の自信とゆとりを携えていただければなぁなんて思っています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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