このあいだ

28さい。映画とカメラがすきです。 知っている人には自分の弱いところをみせられないので…

このあいだ

28さい。映画とカメラがすきです。 知っている人には自分の弱いところをみせられないので、ここで、そっと、考えをまとめさせてください。 写真は基本的に全て自分で撮ったもの。 これもわたしhttps://note.com/mifuji_movie

マガジン

  • 体調のこと

    うつ病→双極性障害→(たぶん境界性)パーソナリティ障害と診断が変わっていく体調と向き合う記録です。

  • マッチングアプリで出会った人と3ヶ月で事実婚するまで

    今のパートナーとの出会いから事実婚までの話を、できるだけ正直に書いています。

  • 恋愛のこと

    長いこと恋人がいなかったわたしの変化の記録や、パートナーとの生活を綴っています。

最近の記事

借り物の靴を履いて出掛けるように生きてきた

今、わたしはたぶん、重要な変化の途中だ。 うつ病だと10年思われていた後、双極性障害に診断が変わって3年が経ち、この診断も1ヶ月前に覆った。 病気のことを、自分のことを学んで理解しようとすると、次の病気に名札が張り替えられてまた一から自分の理解が始まるような。そんな気持ちだ。 病院で話を聞くたび、新しい病名の候補が上がるたび、自分の本当の原因はこれだったんじゃないかとパズルのピースがはまるような感覚になる。 それと同時に、13年も誰も指摘してくれなかった悔しさや、自分の性

    • マッチングアプリで出会った人と3ヶ月で事実婚するまで#18 〜2人暮らしの家探し〜

      彼はまじで偉いので、何かをすると決めたら目標の期限を決める(わたしはとにかく動き出してから考えるので、期限を決めても早すぎたり遅すぎたりするタイプ)。 5月に同棲をしよう!と決まった段階で、カレンダーを取り出して期限を決めた。 5月5日。 GWに準備をして、最終日に引っ越す。荷解きは有給も活用してのんびりと。 5月って言っても初めの始めじゃないか!とびっくりしたけれど、引越しに休みは多ければ多いほどいいので目標はここに定まった。 そうと決まったら物件探しだ。 彼にはツテがあ

      • マッチングアプリで出会った人と3ヶ月で事実婚するまで#17 〜彼の誕生日旅行(下)〜

        彼と1泊2日の仙台旅行中。 これから書くプレゼントへの思い入れが強すぎて長くなってしまったので、急遽2部作となりました。 ホテルに到着して誕生日プレゼントお揃いのパジャマを渡したところまでが前回。 入浴を済ませ、お互いパジャマに着替えた後に再び座ってもらう。 まずは彼が持ってきてくれた交換ノートを読んでくれた(正直この時点で気が気じゃなかった)。手紙や交換ノートは書き手が読んであげる文化がある。 彼の27歳という年と、わたしたちの関係性とが書かれたそのノートにすでにうるっと

        • 別れる恋人と結婚する恋人、何が違う?

          彼に出会う前、わたしは恋人や自分を好きになってくれた人に対して「この人でいいんだろうか」という不安を常に抱えていた。 勢いで付き合っても、その人への違和感は距離が縮まったことで増幅して、すぐに嫌になってお互い不幸せになってしまわないだろうか。そう思うと、自分に好意を向けてくれる人に対して自分から1歩踏み込むことができなかったし、それに対していつも悩みを抱えていた。 不満はあっても、みんな折り合いをつけて付き合ったり結婚したりするのだろうか。それとも、結婚する相手は本当に赤い

        借り物の靴を履いて出掛けるように生きてきた

        マガジン

        • 体調のこと
          6本
        • マッチングアプリで出会った人と3ヶ月で事実婚するまで
          18本
        • 恋愛のこと
          10本

        記事

          事実婚をして100日経っての所感

          みんなが名前は知っているけれど、実態はよく知らない事実婚。 そんな選択肢を選んだわたしたちの生活が、実際どんな感じなのかなということを100日経過のお祝いに記したいと思います。 事実婚にしたきっかけ事実婚にするきっかけはカップルによって様々なはず。 「夫婦別姓にしたいから」「婚姻の制度にメリットを感じないから」「法律婚は自信がないので、まずは事実婚で」など。 わたしたちの場合はそのどれでもなく、「扶養に入ることで経済的な負担を減らしたいから」です。 法律婚と同じではないけ

          事実婚をして100日経っての所感

          それでも、人生はつづく。

          双極性障害から、(たぶん)パーソナリティ障害に診断が変わった日の記録。 最近は毎朝8:30に目を覚ましていて、わたしのベッドの隣で布団を敷いて寝ていた彼が7:00に起こしてもわたしの体は気だるかった。 スマホの電源をつけると、母からLINEが入っていた。 「気をつけていってらっしゃい♪ 〇〇(彼の名字)さんにもよろしくね」 母は同行してくれる彼にも前日にLINEを送っていて、心配してくれているのがわかる。 「激ねむいです いってくる」とだけ返信しておいた。 今日は病院の

          それでも、人生はつづく。

          双極性障害ではなく、何らかのパーソナリティ障害とこれまた何らかの適応障害に診断が変わりました。 幸いにも書籍を読み通した先生に診断してもらったので納得しています。 双極性障害は過剰に診断されやすく、この病院では半分の診断が変わるそうです。皆さまも違和感を感じたらセカンドオピニオン

          双極性障害ではなく、何らかのパーソナリティ障害とこれまた何らかの適応障害に診断が変わりました。 幸いにも書籍を読み通した先生に診断してもらったので納得しています。 双極性障害は過剰に診断されやすく、この病院では半分の診断が変わるそうです。皆さまも違和感を感じたらセカンドオピニオン

          それでもわたしたちは、子どもがほしいのです

          「子どもは、今はほしくない」 偶然かもしれないが、わたしの友人のほぼ全員がそう言う。 SNSでは、「自分がこんなに苦しいから、生まれてくる子どもに同じ思いをさせたくない」「自分の遺伝子を残したくない」といったネガティブな内容も目にする。 わたしたちは、いつか子どもを家族に迎え入れたい。 じゃあ、生きるのが苦しくないのか?わたしたちの遺伝子は優秀なのか? 決してそんなわけではない。 すぐに子どもを持つわけではないけれど、今のわたしたちの考えを残しておきたいと思う。 彼には遺

          それでもわたしたちは、子どもがほしいのです

          マッチングアプリで出会った人と3ヶ月で事実婚するまで#16 〜彼の誕生日旅行(上)〜

          同い年のわたしたちで誕生日が先にくるのは彼のほうだ。 付き合い始めて日が浅いころに、彼はセリが好きだと話していた。スーパーに売っていると買い占めてお鍋にしてしまうんだとか。 それならば、誕生日は仙台にセリ鍋を食べに行こう!と思い立ち、4月半ばに仙台へ行くことを決めたのである。 ご存知の方もいるだろうが、初春が旬のセリで4月はかなりギリギリである。 加えて飲食店の予約も直前になってから取ったので、セリ終了か満席で断られ続け、5軒目の電話でやっとセリ鍋の予約ができた。 仙台へ

          マッチングアプリで出会った人と3ヶ月で事実婚するまで#16 〜彼の誕生日旅行(上)〜

          迎え火をまたぐ、家族になる

          珈琲次郎さんのお題に参加しています。 ちなみに珈琲次郎さんのお題に参加するのは↓の記事に続いて2回目です。 2月に付き合い始めた彼と、最初に迎える季節を毎日楽しんでいる。 初めて迎えた夏、そしてお盆。 彼の生まれ育った地域のお盆は7月。なのでこれは先月の話です。 毎年家族が集まって迎え火をするそうで、彼と一緒に暮らしているわたしも参加しないかと誘いを受けた。次のお正月にはお互い集まりに参加しようかなんて話していたけれど、実際に家族行事に参加するのは初めてだ。 家を出る

          迎え火をまたぐ、家族になる

          お酒は楽しい空間への入場券だ

          お酒を1滴も飲まないまま2ヶ月半が経った。 大きな理由は、引っ越したからである。 引っ越し前に一人暮らしをしていたときは近所に行きつけのバーが3軒あって、多いときは週に2,3回顔を出していた。 バーが好きだ。 一度マスターに顔を覚えられれば、常連客を紹介してもらえて、いろいろな人との会話が始まる。老いも若きも、男も女もそこに集まっていて、さまざまな人生を垣間見ることができる。 一晩会話を交わせばもう知り合いで、次に会ったときは「最近どう?」なんてところから話が広がっていく

          お酒は楽しい空間への入場券だ

          マッチングアプリをする女側の思考

          マッチングアプリという環境は特殊だ。 大量の異性と触れ合うことができることはメリットだが、それゆえ1人に関わる時間はとてつもなく少なくなる。 その結果、普通の出会いとは違った人の見極め方を身につける必要がある。 例えば、短時間で人を見極めるための、自分に必要な情報の取捨選択。 例えば、この人とは気が合わなそうだ/脈なしだと連絡を切るタイミングの見極め。 人によって考え方はそれぞれだと思うので、今回はわたしのマッチングアプリの使い方をまとめてみたい。 わたしのマッチングア

          マッチングアプリをする女側の思考

          マッチングアプリで出会った人と3ヶ月で事実婚するまで#15 〜同棲ブルー〜

          前回の会話の中で、同棲の時期を7月から5月に早めた。 4月に入ってすぐに双方の両親への挨拶の日程も決め、そろそろ物件を探し始めようかというところ。 わたしの中には漠然とした不安が渦巻いていた。 本当に話を進めていいのだろうか、と。 その一手を打ってしまったら、元に戻すことは簡単ではなくなる。 一緒に住んでみて、体調がむしろ悪くなったり、性格の不一致が見えたりして別れてしまわないだろうか。 だって、わたしたちはお互いの人生をまだ2ヶ月しか知らない。 わたしたちは結婚前提の同

          マッチングアプリで出会った人と3ヶ月で事実婚するまで#15 〜同棲ブルー〜

          マッチングアプリで出会った人と3ヶ月で事実婚するまで#14 〜2ヶ月目の悩み〜

          交際を開始して1ヶ月目の悩みは、生活リズムの乱れだった。 彼に会うことで体調を崩してしまう自分が、関係を制限しているようで自己嫌悪に陥ってしまったのだ。 結果としてお泊まりは土日だけとなり、帰宅や消灯の時間を守ることである程度の解決をみた。 2ヶ月目の悩みは、わたしたちの違いにわたしの心がミシミシと音を立てて歪んでしまったことだった。 わたしたちは、自分たちでも驚くほどに共通点が多かった。 身長も、(当時は)体重も、もちろん年齢も、骨格ウェーブも、好きな色も、趣味も、笑い

          マッチングアプリで出会った人と3ヶ月で事実婚するまで#14 〜2ヶ月目の悩み〜

          そうか、病気があるけど愛しているじゃなくて、愛した人にたまたま病気があったすら超えて、病気も愛している人の一部なのか。 だから当たり前にそこにいてくれるのか。

          そうか、病気があるけど愛しているじゃなくて、愛した人にたまたま病気があったすら超えて、病気も愛している人の一部なのか。 だから当たり前にそこにいてくれるのか。

          正直、働くことが怖い

          蓋をしていた。 働くこと、を考えること。 生涯で体調のどん底は何度もきて、生活もままならなくなった。ここ数年はその頻度も高くなっている。 今はもう1日も働けなくて、長期戦になりそうで、でももう1人じゃないのでお金の心配がなくなってこれからゆっくりと考えていけばいいと、そう思っては、いる。 体調が悪い今考えたって不安になるだけで仕方がないから。いつもみたいに、またちゃんと回復したら動きたいと思えるだろうから。 そう思って、働くということは一旦横においてあった。 きっかけは

          正直、働くことが怖い