横浜中華街 ランチ 22 慶福樓 康華楼 聘珍茶寮・ザ・カフェ
前回、その21 では茘香尊(ライシャンソン)、東林、モリバコーヒーさんをご紹介しました。今回は慶福樓、康華楼、聘珍茶寮・ザ・カフェをご紹介。
町中華のラーメンやチャーハン、餃子などは食べなれていますが、本格的な中国料理となると種類も多く何を頼んでいいのかよく分かりませんよね。
そこで登場するのがランチ。
土日とは違い平日の中華街は違った風景、気軽にお得な中華を楽しみます。
慶福樓
中華街大通りから市場通りに入り関帝廟通りへ進んでいくと左側にあるのが慶福樓。重厚な金色の浮彫文字とメニュー看板、2階の壁には登り龍が出迎えてくれます。
市場通りは異国情緒が最も感じられ、ワクワクする大好きな通り。
広東、上海、飲茶と幅広いメニューとお得なコース料理が自慢の老舗です。
お得なサービスセットは980円。
豚角煮、エビチリ、鶏肉とカシューナッツ炒め、スブタ、回鍋肉、チンジャオロースー、四川風マーボー豆腐、八宝菜と定番メニューが揃い踏み、本日のスープとザーサイ、杏仁豆腐のデザート付き。
チャーシュー麺やタンタン麺、ネギそば、焼きそばなど麺類のセットメニューも。
私は別のサービスランチをセレクト。
入口の黒板メニューには、
A 鶏肉と野菜の炒め
B 干しエビと白菜の煮込み
C 牛バラの醤油煮込み
D 青菜の炒め
E 厚揚げ豆腐の辛子煮
Cは880円ですが他は全て770円でお新香とスープ、杏仁付です。
BとCで迷いましたが、干しエビと白菜のヘルシーなBを注文。
見るからに身体に優しそうな白菜の煮込みが運ばれてきました。一口含んだだけで干しエビの香りが拡がります。
余計な調味料は使われていないようです。白菜の自然の甘みがエビの香ばしさと相まって、上品なお味にまとまっています。
海鮮料理が自慢のお店だけあってこちらを選んで正解でした。
少し塩味が強めに味付けてあるので、ご飯のお供として物足りなさは感じられません。岩のりと豆腐のスープも磯の香りがいっぱい、杏仁豆腐もボリュームたっぷりで大満足なランチでした。
牡蠣やホタテを使った一品料理も人気とのことですが、ランチを食べて納得です。
店内も豪華な感じですから夜の部を訪ねてみるのもいいですね。
康華楼
横浜スタジアム側の玄武門に向かって北門通りを歩いていくとあるのが康華楼。ここまでくると人通りもまばら、お店も少なくなってきます。
競争が激しい中華街でやっていくのは大変な事、立地条件が悪いにも関わらずお店が続けられるのには何か秘密があるのか?
入口には、エビせんが売られていて気にもなっていました。いつもは通り過ぎていた康華楼さん、期待をもって訪問です。
お店は二階もありますがこじんまりとしています。奥に細長く続くレイアウト。
二人掛けと四人掛けテーブルが並んでおり比較的すいていて、ゆっくりとランチタイムが過ごせる家庭的なお店。
テーブルを案内され、すぐにお茶が出てくるところがいいですね。
ランチは麺が中心、海老ワンタンメン、康華楼特製ラーメン、担々麺、高菜ラーメン、野菜ラーメンは半ライスと杏仁が付いて700円、ご飯ものは麻婆丼、高菜チャーハン、ラー炒飯、和風から揚げ定食、麻婆なす定食、杏仁付でこちらも800円とお得な価格です。
オーダーした麻婆なすが運ばれてきます。
見た目かなり辛そう、山椒の粉も見えます。
たっぷりの茄子が、たっぷりのラー油に浸かっています。
覚悟して食べてみます。
思ったほど辛くありません、ほどよい甜麺醤の甘みさえ感じられます。
山椒の辛みも効いていますが、なすがしっかりと油通しされているので甘みがたっぷりと出ていて、ラー油の辛みとマッチ。
挽肉も大きめで味がしっかりしみてます。
デザートのやわらか杏仁豆腐もしっかりといただき、ごちそうさまでした。
店内には裏メニューとして、高菜といか押し延べ豆腐かけご飯の案内やきゅうりの辛みガーリック和え、鴨舌のガーリック揚げなどのポスターも掲示されていました。
こうゆうお店の良さは、通わないと発見は難しそうですが探索の価値あり。
聘珍茶寮・ザ・カフェ
中華街大通り善隣門横に「聘珍茶寮」があります。2Fと3Fの「SARIO」は麺と点心中心の中華ファーストフード店で気軽に中華が楽しめます。
コーヒーや中国茶、生ビールも楽しめますよ。
こちらの1Fにあるのが「The CAFE」。
オシャレなオープンカフェでゆっくりと美味しいハンドドリップコーヒーが楽しめます。
落ち着いた店内で過ごす午後のひと時、中華街を歩き疲れた時、ランチタイムのアフターに最適ですね。
カフェブレンドは580円、カフェラテやカプチーノ、紅茶や中国茶の他、薬膳茶もあります。そしてスイーツはクリーム杏仁豆腐、愛玉子ゼリー、中国茶と中国菓子セットもあります。アップルパイも美味しそう。
ドリップコーヒーのメニューが充実していて、丸山ブレンド660円、イルガチェフェ(エチオピア)650円、ブルーマウンテン1,090円、コピ・ルアク(インドネシア)1,570円と高級コーヒーも揃えてあります。
ガラス張りの店内奥の長安道側の席が空いていました。ラテアートも見たかったのですが、順当にブレンドを注文、セルフじゃなくてテーブルでの注文となります。
ハンドドリップなので少々時間がかかりますが、空いていたので5分くらいで運ばれてきました。
さすが聘珍楼さんのお店。コーヒーカップも高級感あふれる素敵なカップ。
食後のコーヒーをゆっくりと味わい、午後の仕事に備えましょう。
お会計は品物到着時にテーブルにて済ませられ、帰りはスマートにスルーで店外へ。
今回はコーヒーだけだったので、次回はスイーツも一緒に食べられる時間帯に訪ねたいと思いました。
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