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デパートレストラン街でお得にグルメ 10 純中華 南国酒家 伊勢丹 新宿店

プチ贅沢でデパ地下のお惣菜やお弁当を買った経験ありますよね。地下から上層階へたまには場所を変えてみませんか?

フレンチやイタリアン、懐石料理、全国の有名人気店などレストラン街は魅力がいっぱい。価格的にリーズナブル、お店も綺麗、さすがデパート。

たまには贅沢な空間と美味しい料理を味わいましょう。

純中華 南国酒家 伊勢丹 新宿店

店舗エントランス

1886(明治19)年に神田旅籠町に呉服太物商「伊勢屋丹治呉服店」を創業。丸い枠に「伊」のロゴマーク、あの味のある漢字の筆文字は初代丹治の手による草書だそうです。

1933年に新宿本店開店、その後立川、吉祥寺、松戸、浦和と続き、2008年の三越伊勢丹ホールディングス設立、現在に至ります。

我々の世代が抱く伊勢丹のイメージは、ブランド、ファッション、流行といったキーワードがピッタリ。

メンズ館は紳士のディズニーランド、靴、バッグ、コスメ、デザイナーズブランドなど、全てが揃っています。見ているだけで楽しくなりますが、バンバン買えるはずもなく特別な日の特別なお店という感じでしょうか。

伊勢丹 新宿

そんな、伊勢丹本館のレストラン街は7階、その名も「イートパラダイス」。和・洋・中の伊勢丹ダイニングをはじめ、充実の16店舗が揃います。

7階のフロアにはお店が一覧できる案内ボードがあり、それぞれの待ち時間がリアルタイムで表示されていますので、とても便利。

お店案内ボード

さて、どこに行こうか迷うところですが、待ち時間が少なめの中国料理、南国酒家に決定。南国酒家といえば、創業62年の中国料理の老舗です。若かりし頃、原宿表参道の本店は、憧れのお店でした。

1961年、渋谷の南口、桜丘に誕生。もう40年も昔の話ですが、渋谷駅から代官山に向かって坂を登って行くと、左手にアメリカンでオシャレなエントランスのお店があったことを今でも覚えています。

仕事の関係で何度も、あの坂道を上ったものです。思い出がいっぱい詰まったお店でのランチ、楽しみです。

南国酒家、伊勢丹店の店構えはグレーを基調にシンプルな高級感ある造り。
アラカルトメニューも充実していますが、外せないのが中華八寸と麺飯ハーフサイズのセットです。

セットメニュー

見ているだけで楽しい、8種類の中国料理に、あんかけ焼きそば、つゆそば、担々麺、酸辣湯麺、広東チャーハン、カニとレタスのチャーハンとお好みでセレクトでき、小籠包も付いてくるお得なセットです。

中華八寸

オーダーは、まずはこのセット。ぷりぷり大海老のあんかけ焼きそば2970円、蟹とレタスの炒飯セット2860円にしましょう。アラカルトからは、季節野菜の甘酢漬け990円、天然海老のチリソース煮1430円もエントリー。もちろんスーパードライもね。

華やかな器と料理が運ばれてきます、彩りが食欲をそそりますね。センターには蒸し海老、くらげにホタテチリソース、肉団子、カニにスープと色々少しずつ味わえるところが魅力。

豪華海鮮

中華は大人数じゃないとバリエーションが楽しめないという心配を見事に解決してくれます。和食ではよく見られるメニューですが、中国料理ではありそうでなかったパターン。お酒もすすみますよ。

八寸の中の茶色の細長いもの、こちらはナッツなんですが絶品。初めて食べましたが、濃厚な味わいに虜になりました。お店の方に訪ねると「ピーカンナッツ」というそうです。これは、手に入れる価値あり。

左がピーカンナッツ

小籠包もセットで頂くのが申し訳なく思える、餡も皮も丁寧な仕事が施されたお味でした。

小籠包

季節野菜の甘酢漬け、いつも頂いているピクルスより酸味は抑えられており甘さが引き立つ、これまた初めての味。キュウリがこの甘みとベストマッチで青臭さが苦手な私でもポリポリいけちゃいました。

季節野菜の甘酢漬け 990円

天然海老のチリソース煮もやってきました。南国酒家特製と銘打ってあるだけに海老は大ぶり、お味も辛みと甘みのバランスが非常にいいです。複雑で深みのある味わい、白いご飯が食べたくなりました。

天然海老のチリソース煮 1430円

料理を堪能して、紹興酒も頂いたので、麺料理とチャーハンで〆ましょう。
大海老のあんかけやきそばは野菜もタップリで麺が見えません。

あんもサッパリした上品な仕上がり。
町中華の味付け濃い目のあんたっぷりやきそばに、からしたっぷり付けて食べるのも美味しいんですが、これもあり。

大海老のあんかけやきそば

蟹とレタス炒飯は、パラパラ系。薄味で塩の旨味が感じられます。レタスがチャーハンに合うことを見つけた人に感謝。両方ともハーフサイズでシニアの私たちにはボリュームも味付けもベストフィットでした。

蟹とレタス炒飯

でも、ここで終わるわけにはいきません。料理がおいしいお店のデザートは間違いなしという法則に基づき、とろり、あんにんどうふを注文します。

なめらかを超えて口に含むと溶けてなくなり、美味しさの余韻がいつまでも続いています。トッピングは先程紹介したピーカンナッツ。濃厚な味わいとの組み合わせもバッチリでおいしさ3倍増。

とろり、あんにんどうふ 680円

本店と違って、入りやすくて気軽に美味しい中国料理を堪能できるのもデパートレストラン街のいいところ。本店も訪ねてみたくなったおいしいランチタイムでした。

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