どんなときもベースとなるファッションがあれば
極度の夜型タイプなわたし。
日々神経を尖らせていないと、少しでも油断した途端に生活リズムが崩れていく。
最近少し乱れ気味。その影響から肌荒れと過剰な食欲まで出てきてしまった。疲れが溜まっていたり人からの負の感情が多く入ってきてしまったりするとわたしのリズムは簡単に脅かされる。
なかなか理想通りにはいかないものだけれど、人生ずーっとこの体質と付き合ってきて、少しは対処法が見えてきたとも思っている。
マイベーシックスタイル
朝は、"その日の服を決める"という重要な選択が待ち構えている。
気分から外れたものを身にまとうことは精神的に耐えられないので慎重になるところ。
けれどわたしの場合、生活リズムが崩れると思考の回転が遅くなる・できなくなる。本当に困ったものだけれど、こんなときにもわたしが言うところの「マイベーシックスタイル」はとても役立つ。
季節の変わり目なども含め、通年いつでも馴染んでくれる自分だけのスタイル。ベーシックなシャツとスラックスとか、Tシャツにデニム、季節別に用意したワンピースなど。
そういった、自分が好きでどんな気分にもハマると分かっているシンプルスタイルを持っておくことは、あらゆる生活に対応する。
今のわたしの場合にももちろん役立っていて、デニムスタイルやワンピースをよく着ている。
何も考えずにキマるうえにわたしの気分が上がるもの。
生活の中にあるおしゃれ
"おしゃれ"をしようと意気込むことも楽しいし良いのだけれど、日々の生活の中でリアルに根付いた部分では、そればっかりになってしまっては疲れてしまうこともあると思う。それが深刻化して「おしゃれしなきゃいけないのに…」なんて発想になってしまうのは一番切ないこと!
食事で言えば、毎日たくさんの品数を豪勢に作る食卓はそりゃあ最高かもしれないけれど、その労力を思うととても大変なことだし、一日中料理しかしないわけにもいかないから、簡易的な食卓になることだってきっと日常的にある。
ご馳走は最高だけれど、お惣菜が並んだ食卓だって幸せじゃない?と思う。
何が良くて何が悪いかなんて自身の価値観の問題で、自分で勝手にハードルを上げる必要はないと思うのだ。
そういったものの洋服バージョン、といった感覚がある。
ファッションに救われる
生活習慣が乱れることや、他には例えばストレス過多になってしまうこと、ちょっとした選択肢さえもやめたい、考えたくない、もしくは何かからエネルギーチャージしたい、など。
生きている中ではたくさんの感情が溢れるものだけれど、そんなときでさえわたしはファッションに救われている。
お気に入りを身にまとえばそれだけでパワーが湧いてくる。肌触りの良いストレッチの効く服を選べばリラックスもできる。気合いを入れたい日にはパリッとした白いシャツ選べば背筋が伸びシャキッとする。
そんな気持ちの切り替えを、装いを通してすることだってできている。
そのことを改めて思い、なんだか心が温まった。
生活に、わたしに馴染んでくれる"ファッション"さえあれば。
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