季節の変わり目おしゃれはマイベーシックで乗り切ろう
すっかり秋めいて肌に涼しい風を感じる。
朝晩は上着が欲しいくらいで、いよいよ本格的に秋ファッションの始まり!
けれど季節の変わり目の気温が安定しないこの時期、着こなしに悩む人は多いと思う。そんなときは"自分の定番"と言える着こなしを確立しておくととても役立つ。
今日は、マイベーシックスタイルについて掘り下げてみる。
気分がない日
朝晩と日中の気温差がありすぎて何を着ていいか分からない、
夏が終わってすぐの今、どう秋モードに移行するべきか悩む…、
そんな声をよく聞く。
秋のおしゃれが年間で一番好きなわたしはひたすらに心が浮き立つのだけれど、そんなわたしにも、ふと「今日は気分が何もない…!」とクローゼットの前で呆然としてしまうことがある。
秋おしゃれは好きだけれど夏おしゃれも好き。先へ進むシーズンの移行に気持ちが揺れ動いて、"心の気分の枠"が空っぽになるような状態。
「気分がない」というのは、なかなかしんどいものがある。
人生でいつどんなときも服に向き合ってきたのに、自分が着たいと思える服が見当たらないなんて。
けれどこの状態は、季節が移り変わることを自分の中でリセットしているような感覚もあって。「気分がないのは仕方ない。秋が待ってるだけ!」→「じゃあそのときどうする?」という問題に視点を移す。
マイベーシックスタイル
以前noteで、夏から秋にかけての着こなし攻略法を載せた。
こちら。
季節の狭間の時期、暑い日もあれば肌寒い日もある。そんなときに具体的に秋っぽくおしゃれする方法を書いたので「秋らしい」着こなしを見つけたい方はそちらも是非。
そうではなくて、わたしのように「気分がない」とか、単純に「今って何を着ていいの!?」という状況に陥ってしまっているのなら、マイベーシックスタイルを確立することを是非ともおすすめしたい。
シンプル服のアレンジ
自分の定番服がある、という安心感は絶大なもの。
先日ツイッターに書いたのだけれど、マイベーシックスタイルを持っていると服選びに難航したときにとても役立つ。
服選びに悩んだとき時間がなくて焦り、とりあえず目に入った服を着ちゃう…のは、大きく気分が外れる可能性がある。わたしは気分じゃない服を一日着ていることがこの上なく苦痛で、気持ちがざわざわ落ち着かず心地悪さがとんでもないので絶対に避けたいところ。
そんな「仕方なく気分じゃない服を着てしまう」対策にも、マイベーシックスタイルは有効。
"着る服が何も思いつかなかったら、自分の定番を手に取れば良い。"
どんなときも気分に馴染んでくれるような、シンプルかつシーズン問わず着られるもの。例えばシャツとデニム。Tシャツにスラックス。スカートやワンピースでも良い。
こういったシンプルな土台さえあれば、小物でのアレンジをとことん楽しめる。いくらでも"自分らしい着こなし"を作り上げることができる。
わたしの場合はTシャツとデニムのスタイルに自然と手が伸びるのだけれど、これを自分らしい着こなしでまとめる。わたしはカジュアルに寄せた装いよりも少し女性らしさのある雰囲気が好きなので、カジュアルな印象が強い服のときはピンヒールのパンプスやチェーンバッグといった華奢な小物を合わせるのが定番。
ヘアメイクにアクセサリー、バッグや靴といった小物はもちろん、季節に合わせてTシャツの上にジャケットをはおるのか、シャツスタイルならボタンを外して着るのか。
そういったアレンジ次第でシンプルベーシックスタイルは見え方を大きく変えることができる。
おしゃれを楽しむ気持ち
流行りの関係ないもの、着ていて安心感のあるもの、いつでも好みなもの、自分の体型に合うシルエットのもの。
そのスタイルを把握してあらかじめ決めておけば、いざというときに困らない。
服選びに悩むことでおしゃれを苦痛なものだと感じてほしくない。
ファッションは、いつでもわたしたちの気持ちに寄り添ってくれる。
気分がないわたしの心にさえもそっと馴染み、いつでも受け入れてくれる着こなしがある。
おしゃれは楽しいものだから。
わくわくする感覚を大切に、どんなときもファッションを満喫していたいな。
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