捨てられてしまうものを減らす

世界的に問題視されているロス問題

まだ食べられるものを廃棄する、"食品ロス"は有名なワードだけれど
実は服にもロスがある。

"衣服ロス"と、私たちにできること。



【服ロス】大量生産、大量廃棄


流行を見越して大量に生産される服は、売れずに残ってしまったら新品のまま大量に破棄される(、場合がある)
発注者が急なキャンセルをすることにより、生産側であるメーカーが作り終えてしまった製品を在庫として抱えてしまうこともある。


ただ縫われて、誰に着られることもなく、そのまま捨てられる服たち。


その実態を目にしてきた。

会社員として仕事をしていれば、守らなければいけないルールがある。多くの人間が胸を痛めながら、まだ着られる服を廃棄せざるを得ない現状を、悔やんでいた。

でも中には、毎日服と向き合う内にいつのまにか愛情はなくなり、洋服はただの商売道具としてしか見られない人もいた。そういった人たちは決まって、"ロス"についてなんとも思っていない。



様々な要因がある、それはわかる。だけどただシンプルに、
洋服が大量に作られて捨てられる現状は変えていくべきだと思う。創りすぎるゆえに廃棄せざるを得ないだなんてとんでもない悪循環だ。



服の捨て時は、いつ?


企業単位で、国単位で、そういった環境問題に関わるべきことに目を向けなければいけないし
向かうべき方向で悩み、それでも突き進んでいくしかないのだと思うのだけれど、
では、個人単位ではどうなのだろう。



洋服の捨て時は?という会話がある。
「ワンシーズン着て捨てる」「飽きたら捨てる」「流行り物だから今年だけ」・・・そんな話が聞こえてくると胸が痛む。


一着一着に愛情を持ち、長く大切に着ることを考えていれば
個人単位での"ロス"はきっと激減するのに。。


もちろん意識している人もたくさんいると思う。「自分は着なくなったから、誰か着てくれる人がいるのなら譲りたい」そういう思いからフリマアプリが人気になった背景もあるのだと思うから。(本来そういうものなはずなのに、そういうものであってほしいのに、商売っ気が強くなってしまっている現実は否めないけれど…。)



断捨離して自分を知る


家で過ごす時間が長くなって、服の断捨離をする人も多いと思う。

断捨離で、自分にとって本当に必要なものを見極めてくれたら。
新しい服を買うときに、ただ流行だから買うのか、本当にほしいものなのか、今一度考えてくれたら。

流行を追い求めただけのワードローブよりも、
自分が大好きなアイテムでいっぱいの、ずっと大切にしていきたい洋服が詰まってるクローゼットの方が毎日の充実度はきっと高まる。

みんなと同じような着こなしよりも、
自分らしい個性も生まれて、廃棄も減って、本物だけ、好きだけに囲まれていられるのってとても幸せなことだと思う。


一旦自分のワードローブを見直して、断捨離して、またここからスタート。
これからは愛情を持って大切にできる服ばかり集めてほしい。



(ロスに限らず環境問題についてはなんでもそうだと思うのだけれど、)ロスを減らそう・無くそうと動いてくれている人がいる。それをニュースか何かで知る私たちがいる。
じゃあ他人事にせず、もっと身近に、始められることは?

私たち個人がそれを考えて行動して、
今よりもっと幸せな毎日を送れたら最高だなと思うのです。


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