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「ぽたぽた焼き」のおばあちゃんのイラストが変更されてしまうのは、やっぱり淋しいものですね

「ぽたぽた焼き」昔から大好きなんです。あの甘じょっぱい味と柔らかめのおせんべいの食感が。

“おばあちゃんの“と付いているくらいなので、あのおばあちゃんのイラストは商品イメージそのものでした。

割烹着を着たメガネ姿のおばあちゃんが七輪の前でおせんべいを焼いている…。かわいくて優しい笑顔の雰囲気が商品と合っていて、ほっこりさせてもらってきました。

そのおばあちゃんのイラストが今月上旬から順次新しいイラストに切り替えられていくそうです。新しいイラストは人気絵本作家のヨシタケシンスケさんの作品で、これまでのおばあちゃんよりも少しパワフルな感じですね。

今は70代、80代でもバリバリ元気な方も多いし、お孫さんに“ばあば“とか“おばあちゃん“とか呼ばせない人も増えているみたいだし、今風…なんですかね?

広報担当者は「家族の姿も変わり、おばあちゃんは見守るだけでなく、家族と積極的にコミュニケーションをとる存在になっている。今の家族にも愛されるぽたぽた焼にしていきたい」としている。

「産経新聞」HPより

時代の変化に対応して…ということなんでしょうけれど、発売当初から38年もの長きに渡って続いたものを変えてしまうのはもったいないような、やっぱりどこか淋しい気持ちになってしまいます。

今回買ったこのパッケージ、もしかしたらこのおばあちゃんと会えるのは最後かもしれないなーなんて、すっかり感傷にひたってしまいました。

もうすぐ″さようなら″の「ぽたぽた焼き」パッケージ

個包装の袋の裏面には、以前は「おばあちゃんの知恵袋」が書いてありましたよね。今は「ぽたぽた親子あそび」として“なぞなぞ“や“早口言葉“なんかが書いてあります。“なぞなぞ“は意外に難しいと話題になったこともありました(笑)。

新しいパッケージでは「ぽたぽたおばあちゃんのちえ袋」として裏面もリニューアルだそうです。「おばあちゃん」が昔ながらの知恵や現代のライフハック、なぞなぞクイズを紹介するみたいです。

最近は「懐かしの昭和レトロ」が人気があったりもするし、時代の流れはあるにせよ「古き良きもの」を変わらずにそのまま残すのもいいことではないかなーと、個人的には思ってしまいます。

とはいえ、そのうち新しいおばあちゃんにもいつの間にか見慣れてしまうんでしょうね。

今までのおばあちゃん、ありがとうございました。
新しいおばあちゃん、これからよろしくお願いします。

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