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ドラマ『花咲舞が黙ってない』、舞&相馬「フレッシュ・コンビ」の活躍にこれからも期待しています!

令和版、ドラマ『花咲舞が黙ってない』。全体的にかなりフレッシュな感じで平成版よりも”重厚感”はないのかもしれませんが、おそらく令和はこれくらいがちょうどいいんだと勝手に思っています(笑)。

今田美桜の表情豊かな花咲舞、想像以上にハマり役でいい感じです!気持ちよくスカッとさせてもらっています。

杏はあえていかにも決めゼリフを言うぞ!言うぞ!キターっ!みたいな感じでしたが(笑)、今田美桜はセリフの流れの中で自然に決めゼリフを言っていて、杏ヴァージョンともひと味違った雰囲気でこれはこれでなかなかいいんじゃないでしょうか?

山本耕史の相馬健も、すんなり入ってきました。二人のバディぶりも、2話目にしてすでに息ぴったりですね。舞の猪突猛進ぶりに辟易させられながらも、なんだかんだ舞を見守っている感じが二人の心地よい関係性を築き上げている気がします。

臨店の極意は「余計なことは見ざる言わざる聞かざる」。波風立てないのが仕事と言いながらも、自分が先陣きってやりづらいことを舞がどんどん先走ってくれて、後ろから援護射撃をするスタンスが相馬にとっては居心地がいいんでしょうね。舞の様子を見ながらニヤリとする相馬の表情が、これまたいいんです(笑)。

上川隆也演じる舞の叔父・健が営む「花さき」に相馬が偶然訪れて意気投合しているシーンもまた感慨深いものがありました。上川隆也にしてみれば、昔自分が演じた相馬役であり、二人がハイタッチしているところなんてジーンとしてしまいました。

「花さき」が舞の実家で、会話に出てきた「姪っ子さんの偏屈で変わり者の上司」「黙ってられないうっとおしい部下」がそれぞれ相馬と舞というのがバレた時には笑えました。

大杉漣さん演じた舞の父が農業をやることにしたので健がお店を継いだという設定も、まるでどこかで漣さんがまだ生きているような気配を残してくれていて…。

「花さき」での三人のシーンも増えていってほしいなーと思ってしまいます。

第1話は舞の古巣、羽田支店の支店長と株式会社エトランとの癒着を告発するメモが残されていたところから舞たちの調査が始まりました。男尊女卑の社風がまだ根強い銀行という組織、パワハラ社長に物申せない社員…。

女性社員が共に立ち上がり、支店長が裏金を受け取った証拠を突きつけて、支店長の不正を見事に暴きました。

第2話では、赤坂支店で取引先の情報漏えいトラブルが勃発。コーヒーチェーンの白石珈琲の出店予定場所が、ことごとくライバルのオマールカフェに先回りされて出店されている事実をつかみます。

ところが、キングボトルコーヒーもオマールカフェに出店を横取りされていて、3社のクレジットファイルを見ることのできる検査部の畑仲が怪しいと。

実は畑仲は銀行で出世できず銀行に裏切られたと逆恨みし、オマールカフェの役員待遇での再就職の見返りに情報漏えいをしていたことが判明。舞は「あなたのやったことは、銀行で働いているすべての銀行員を侮辱する裏切り行為です」と一刀両断!

尊敬する昇仙峡玲子と会った舞は、銀行の古臭い体質を変えたいと伝えるも「それは無理ね。あなた一人がどんなに頑張っても、この銀行は変わらない」と突き放されてしまいます。黙っていられない舞は玲子の言葉にひるむことなく、これからも銀行という巨大組織に真正面から立ち向かっていくことでしょう。

舞&相馬コンビの活躍ぶりに今後も期待しながら、ドラマ『花咲舞が黙ってない』楽しんで観ていこうと思います。

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