Yumi...

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香りを奏でる人。 フレグランスのブランド、eHz boitique(エルツブティック)のブランドディレクター/奏香者。 五感をフルに使った表現で、五感を喜ばせることが大好き。 ↓ブランドの公式サイト/SNS linktr.ee/eHzBOUTIQUE

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  • 残り香のなかで

    四半世紀以上の人生を歩んできた中であった、様々な出会いとそこから生まれた大切な愛おしい時間。 時の経過とともに色褪せていくのは仕方ないことだけれど、 記録として残しておきたくて文章に起こしていきます。

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    美しいもの、物語があるもの、面白い人やことに焦点を当てて発信していきます。 インタビューから公開まで、インタビュイーと二人三脚なので不定期更新です。

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26歳のフツーのOLが、自分の「好き」で新規事業の提案を死ぬ気でした話。

久しぶりの投稿になりますが、墓場まで忘れない経験だったので 備忘録として書いてみました。 実は、先日あった社内の新規事業のピッチコンテストに自分の「好き」を事業プランにして出場し、大変有難いことに納得の準優勝をいただくことができました。 しかし、もともと私は起業とかビジネスとか、興味は全くないわけではなくても、そこに至るまでの強い動機や自分の自信の無さから敢えて見ないようにしていました。まさか自分がこのようなコンテストに出場する日が来るとはちょっと今でも信じられないくらい

    • 2023年。ゆるく自己紹介

      こんにちは、ナカダユミです。 eHz BOUTIQUE(エルツブティック)という禅のフレグランスブランドの奏香、ディレクションをしている、都内在住、アラサー。並行して、香りを奏でる人間として、企業や個人、ブランドやサービスの香りを作らせていただいたり、ワークショップの開催もさせていただいている。五感を使った表現で、五感を喜ばせることが好き。 2017年に新卒でデジタルマーケティングの会社に入社し、海外事業部に4年半従事。2021年10月に同グループ子会社に転籍をし、新規事業

      • 【ブランド立ち上げ】約2週間後にクラファンをローンチする予定だったユミ🐊

        クラファンローンチを2週間後に控えていたのですが、商標回りの問題が発生して2週間後、というのがすごく厳しそうになりました。。。。想定外は想定内だけど、何が起きるかはやっぱり想定外。。 なので一旦、クラファンまでのカウントダウン企画としてのnoteの更新は控えようと思います。が、思いを今後も徒然と書いていけたらと思っています。 さて、今日は弾丸で製造を依頼している企業や工場がある北海道に単身で出張をしています。 いつもメールでやり取りをさせていただいている方々や、その裏で

        • 【ブランド立ち上げ】約2週間後にクラファンをローンチするユミ🐊Day4

          この事業立ち上げに本格稼働するまでに、私は調香師の先生の元で香りづくりを学ばせてもらっていました。 具体的にどんなことをしてきたの?という質問をいただくので今回はその1部を紹介しますね! 1.まずは先生の作っていただいているレシピに沿って一通り作れるようになる。 2.1.で学んだことをベースに自分で配合を決めて作ってみる 3.イメージ、コンセプト、誰かから依頼されたことを想定して香りを仕立てる 実際に作った香りは延べ100名以上の方に嗅いでいただき、それぞれが好きな香

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          【ブランド立ち上げ】約2週間後にクラファンをローンチするユミ🐊Day3

          【更新3日目】 皆さん、こんにちは!❀ 「Sync with the good vibes.(`心地いい`と同期する)」をミッションに掲げるウェルネスブランドを開発していますYumiです。ブランド名はeHz boutique aromatics(エルツ ブティック)と言います。構想から2年以上、本格的に準備に全振りしてからあと少しで1年。ようやく世の中にお出しできるタイミングがやってきました。クラファンローンチするまで、開発の裏側についてお話できたらと思うので、息抜きがてらに

          【ブランド立ち上げ】約2週間後にクラファンをローンチするユミ🐊Day3

          【ブランド立ち上げ】約2週間後にクラファンをローンチするユミ🐊Day2

          【更新2日目】 皆さん、こんにちは!❀ 「Sync with the good vibes.(`心地いい`と同期する)」をコンセプトに掲げるウェルネスブランドを開発していますYumiです。ブランド名はeHz boutique aromatics(エルツ ブティック)と言います。構想から2年以上、本格的に準備に全振りしてからあと少しで1年。ようやく世の中にお出しできるタイミングがやってきました。クラファンローンチするまで、開発の裏側についてお話できたらと思うので、息抜きがてらに

          【ブランド立ち上げ】約2週間後にクラファンをローンチするユミ🐊Day2

          【ブランド立ち上げ】約2週間後にクラファンをローンチするユミ🐊Day1

          【更新1日目】 皆さん、こんにちは!❀ 「Sync with the good vibes.(`心地いい`と同期する)」をコンセプトに掲げるウェルネスブランドを開発していますYumiです。ブランド名はeHz boutique aromatics(エルツ ブティック)と言います。構想から2年以上、本格的に準備に全振りしてからあと少しで1年。ようやく世の中にお出しできるタイミングがやってきました。クラファンローンチするまで、開発の裏側についてお話できたらと思うので、息抜きがてらに

          【ブランド立ち上げ】約2週間後にクラファンをローンチするユミ🐊Day1

          調香師見習いがイッセイ・ミヤケと出会ったとき

          三宅一生さんが先日逝去されたニュース。 ショックだったなぁ。 ご冥福をお祈り申し上げます。 私は調香家であり、ブランドを立ち上げ最中の身なのだが、ブランドに対する思い出を綴らせていただく。 ファッションの学校に通っていたとき、あのブランドのPR部門に転職したいと思っていた時期があった。 哲学、ブランドが醸し出すオーラ。 それほど詳しく知っていたわけではなかったけれど、憧れが強かった。 紆余曲折あって、洋服ではなく調香の道に進むことにしたのだけれど。 そんなある日、銀

          調香師見習いがイッセイ・ミヤケと出会ったとき

          立ってても、散ってても芍薬

          ある日の週末の話。夕方から友人としっぽりバーで飲むことになった。東京は蔵前を、ひとりで歩いていた。昔ながらの街並みの中に工房やちょっとしゃれたお店が点在していて歩いていて飽きない。方向音痴の私は迷ってしまったのだが、その先で偶然花屋を見つけた。そこの花屋は週末だけOpen しているようで、古い雑居ビルの1階の駐車場を販売スペースにしていた。 閉店間際で締め作業をしている様子だったのだが、私は吸い寄せられるようにその花屋に足を運んだ。 一部の花はすでに下げられてしまっていたの

          立ってても、散ってても芍薬

          白に始まり、白に還る薔薇

          薔薇を買い続けて数年になる、大好きな薔薇屋さんがある。 その薔薇屋を営んでいる女性の方々は人生の大ベテラン。 営業のスタイルは彼女たちの無理の無い範囲で。 だから、タイミングが合わないとなかなかお目にかかれないこともある。 特に夏は暑すぎて外にいるだけで体力が消耗するので、どこにも出店せずに問い合わせのみの対応。個人の一般生活者の家に素敵な薔薇が届くことは結構難しい。先日、夏前の最後の出店のタイミングで偶然再会できたので喜んで薔薇をお持ち帰りさせていただいた。 心を明るく元

          白に始まり、白に還る薔薇

          性別を変えて、新たな人生のスタートを切った友人へ

          賛否両論あるトピックだとは思うけれど、まずは大前提として私は彼(彼女)に対してリスペクトがあることをここに記しておきたい。 今となってはもう8年前の話だが、私はNew York州の州立大学で交換留学をさせてもらっていた。現地の部活に入ってアルティメットをそこそこガチにプレーしていた。当時のチームメイトには本当に良くしてもらった。英語がカタコトのアジア人、しかもアルティメットに関しては全くの素人の私を、ひとりの仲間として対等に接してくれ、困ったときには手を差し伸べてくれた。今

          性別を変えて、新たな人生のスタートを切った友人へ

          都内アラサー乙女の夜のソロ活

          先日、ボイラーの故障でお湯が出なくなった。食器の洗い物や洗濯はまだしも、お風呂がキツイ。いくらなんでも水シャワーは耐えられないので、修理が完了するまでの数日間は近所の銭湯にお世話になることにした。 その銭湯は古くから愛されてる老舗のようで 『地元の母ちゃんコミュニティ』ができあがっていた。私は『風呂くらい一人で入らせて』派。浴室ではサッサと身を清め、湯船へ。脚を思いっきり伸ばし、肩までじっくり浸かって温冷浴を一人で黙々と楽しんだ。 私がお世話になった銭湯は、480円でお風

          都内アラサー乙女の夜のソロ活

          ビター・スイートな人間模様

          大学時代に所属していたサークルの同期が結婚した。学生時代から付き合っていて、オシドリカップルとして密かに応援していた2人だった。彼らの結婚を知ったのは、偶然。インスタ上で繋がっている他の同期が写真をストーリーに上げていたからだ。 その画像を見たとき、2人に対する祝福の気持ちと一抹の寂しさを味わった。私はその2人の結婚式に居合わせるほどの存在じゃなかったんだな、というのがちょっと残念だった。 一方で、それは至極当たり前のことだな、と思った。 思い返してみると私は大学の4年間

          ビター・スイートな人間模様

          「紫の女」にあこがれ続けて20年以上。

          ずっと、紫が好きだった。幼少期の鉄板の質問、「好きないろってなーに?」の質問に対して、決まって「むらさき!」と即答していた。 当時は紫と回答する園児は少なく、お友達や大人からは怪訝な顔をされたことを鮮明に覚えている。 紫は赤と青の中間色。ミステリアスで品がある。掘っても掘ってもまだわからないところがある、、、そんな深さが好きだった。 アニメの推しキャラや好きなタレントにも反映されている。 セーラームーンでは蛍ちゃん、おジャ魔女ドレミでもおんぷちゃん、名探偵コナンでは灰原哀。

          「紫の女」にあこがれ続けて20年以上。

          最低限の「丁寧」を演出するための食器と玄米生活

          社会人になって6年目。丁寧な生活、という言葉に憧れと同時にひけめを感じ続けてきた。 丁寧な生活をしている人は凛としていて美しい。 そんなイメージがあって、それに対するあこがれが強く試行錯誤を繰り返してきた。何かを買う時、それを使うことで得られる未来に胸を馳せる。そして、「継続できなさそうなちょっとハードル高め」な習慣をこれを機に身に着けようと奮起して、お財布を開いてきた。 しかし、丁寧さを心地よくこなせずに、途中で挫折。丁寧さを演出してくれるモノや調味料がたまっていく一

          最低限の「丁寧」を演出するための食器と玄米生活

          敢て離れて感情の「日和見菌」を調整する。

          仕事を独りでしていて、目に見える成果がまだ見えていないとき、自分を責めがちになることがある。最近、自分のキャパがたくさんあるわけでは無いけれど、普段お世話になっている人の仕事をちょっと手伝うことがあった。 自分の本業とは全く違う領域のお仕事。それでも資料作りとか、英訳とか、 自分の今までのキャリアが活かせるような話だったので、「脳みそスイッチ切り替え」と考えて単発で引き受けてみた。 今回の依頼は資料作り。資料ってフルスクラッチで作成すると、ほんの15ページ程度のものでも結

          敢て離れて感情の「日和見菌」を調整する。