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敢て離れて感情の「日和見菌」を調整する。

仕事を独りでしていて、目に見える成果がまだ見えていないとき、自分を責めがちになることがある。最近、自分のキャパがたくさんあるわけでは無いけれど、普段お世話になっている人の仕事をちょっと手伝うことがあった。

自分の本業とは全く違う領域のお仕事。それでも資料作りとか、英訳とか、
自分の今までのキャリアが活かせるような話だったので、「脳みそスイッチ切り替え」と考えて単発で引き受けてみた。

今回の依頼は資料作り。資料ってフルスクラッチで作成すると、ほんの15ページ程度のものでも結構まとまった時間が必要だったりする。ゴールデン・ウィーク中のある日の午前中はその資料作りで埋まったのだが、信じられないほど集中できて、数時間は一瞬で過ぎていった。

結果として資料は評判がよく、自分の仕事やこれまでの蓄積に対して、久しぶりに手ごたえを感じた。

「海外×デジタル×広告」のキャリアを不器用ながらに積み上げてきてマル5年。様々なサポートをもらいながキャリアチェンジをし、調香師としてブランドを作っている今。夢も希望も溢れている。でも、恐怖心に襲われたり、自分を信じられなくなったりするときもある。心には常に「夢・希望」と「不安・自責」の2面性を持ち合わせている今、コンディションでネガティブな方向に「感情の日和見菌」が偏ることがある。でも、敢ていつもと違う頭を使ったり、その現場から離れてみたことで自己肯定感、自己受容を取り戻すことができた。積み上げてきた経験は間違いなく私の血肉となって今も生きている。なるようになるし、なるしかない。今日も前を向いて生きていこう。

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