制度落ちのモデルケースとして

制度落ちは一定数起きていて、
セーフティネットには穴がある。
落ちている人は見えない。

命の重さは平等だと言いながら、
「虐待の件数が前年比~~~」
「いじめの件数は最も多かった○○年に比べて~~」
「これで指定難病の数は○○個となりました」
という言い方に、私は制度落ちを感じています。
結局、数だと...。

それも必要なこと。
救われる数は増えていて。
使える制度も増えたのかも。
でも。
制度落ちを理解してもらえず、理不尽な扱いを受け続ける、当事者の絶望感は増しているのでは。

だから、制度の充実はの役割じゃない。そう思うようになりました。

私がなりたい Sena.

制度に本当に届かないのか調べて繋がるサポートをすること、適切なところに繋がり続けられるように支えること、そして、本当に届かないひとが、制度を使う以上に良いケアを自分の力で選べる道をつくること。

見捨てないこと。
寄り添って終わりじゃない。
自分が行動せずに、助けたつもりにならない。

制度落ちしてるから、難しい。
前例がないこと、それが普通の世界。

だから制度の情報を網羅して、常に勉強し続けて、本当に制度落ちしてるか調べて、それでも前例が無ければ・・・1人目。

常に制度と照らし合わせながら、そうやって前例を作っていく。

大変だけど、やりがいのあることだと思っています。
辛いから、頑張りたい。

だから私は、
「制度落ちのモデルケース」 になります。

いつか・・・
「”制度落ちのモデルケース”、だからこその光」として輝ける日を信じて。


lost and in dark but stand in dark.
Sena.🍋

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