石山洋平 Yohei Ishiyama

広島県出身 1981年生まれ Sen社会保険労務士法人 代表 経営とHR領域特の学びに…

石山洋平 Yohei Ishiyama

広島県出身 1981年生まれ Sen社会保険労務士法人 代表 経営とHR領域特の学びに興味。書籍や研修によるインプットからより深い学びとするべくnoteをアウトプットのアウトプットの場として活用中。https://www.romu-kanri.com

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noteの活用について

noteを始めた理由社会保険労務士として活動する中で、近年人事領域について質問されることも増え、また自分自身も興味が沸き、また自社の組織が大きくなるにつれて必要性を感じて人事領域の勉強を始めました。せっかくやるなら表面を撫でたようなものよりもしっかりと学びたいと思い、アウトプットの場としてnoteを選びました。以前はブログをちょこちょこしていたんだけど、すぐやめてしまったので、こちらは続けていきたいと思っています。 また、人事領域について学びの友の輪も広げていきたいと考えて

    • 成長している企業は簡単な仕事をより簡単にしている

      仕事ができるようになると 今までできなかった仕事ができるようになると人はより難しい事に挑戦する人と、できるようになった仕事をそのままのやり方で永遠にやる人の2種類に分かれます。人間の傾向として現状維持バイアスに陥る事が多いため、圧倒的に後者が多いのは致し方ありません。すると上司は部下に難しい事への挑戦を促しますが、今行っている仕事が忙しいなどの理由を作り部下は挑戦することをしないといったケースが多いのではないでしょうか。 そして、組織全体の停滞を招きます。 仕事ができる人は

      • 組織文化の作り方

        良い組織文化が作りたい経営者の集まりや勉強会に行くと、そんな思いの経営者が多くいらっしゃいます。熱い思いをもって事業欲がある素晴らしい方々です。 でも、従業員の方と話を深めると少し印象が変わります。 なんか疲れた感じの方やあきらめたような方々です。 反面、とても活き活き働く従業員さんが集まっている会社もあります。その違いどこにあるのか興味が沸きました。 新卒採用が企業文化を作る そんな時、共通点のようなものを見つけました。その中の一つが新卒採用です。 中途で入社した人

        • 組織にはびこる複雑な問題がなぜ発生するのか、解決のアプローチまでをナラティヴ・アプローチの観点からまとめてみた

          組織で残っている問題は厄介なものばかり 組織で発生する問題は既存の方法で解決できるもののことを「技術的問題」といい既存の方法で解決できない問題を「適応課題」と定義されています。  適応課題についてはハウツーで解決できることが多いため、社内に知見を持っている人がいれば勝手に解決してくれます。そのため、組織に残された問題は社内の知見では解決できない厄介な適応課題ばかりということになります。  では適応課題を解決するにはどうすればよいのでしょうか?それは「対話」で解決するし

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          コーチングってたまに聞くけど、何なの?どんな効果が期待できるんだろうかまとめてみた

          コーチングにおける学びの仕組みコーチングの原則は答えはその人の中にある。という考えに基づいて、コーチが対話することで、答えを外部から与えることなく自発的に内省し答えを創ることを目的としたコミュニケーション方法です。70:20:10の法則によると成人は経験以外では30%しか学んでいません。自分自身の体験と内省による学びは経験学習サイクルとも一致していることから、内省を支援し学びを得るということは大きな学習効果が期待できます。 一方、ティーチングは先輩や上司といった方が経験

          コーチングってたまに聞くけど、何なの?どんな効果が期待できるんだろうかまとめてみた

          人は経験から多くのことを学ぶというのはこういうことかと唸った経験学習の話

          70:20:10の法則成人の学びにおける70%は経験から、20%は他者からのアドバイスから、10%は読書や研修から学ぶという調査結果があります。 出所:Michael M. LombardoとRobert W. Eichinger 成人はどのように経験から学ぶのか?Ⅾ.コルブ 経験学習モデル 【実践】学習者は現実で様々な機会が与えられ、今持ちうる知識や技術を駆使して、対応する。 【経験】体験した中で、学習者はエピソード(失敗や成功体験)を経験する。 【省察】経験を振

          人は経験から多くのことを学ぶというのはこういうことかと唸った経験学習の話

          大人の学習学アンドラゴジーとは

          アンドラゴジーの語源アンドラゴジー(Andoragogy)の語源は、ギリシャ語で成人を意味する(aner)と指導を意味する(agogus)を組み合わせた造語であるといわれています。 アンドラゴジーの特徴①学習者は仕事ややりたいこととの関連性において実利的であるなどといった動機を持ち、自身の人生経験を活用し自律的に学ぶ。 ②教育者は学習者の知的欲求を引き出し、もしくは発見し学習者の意思や経験を十分尊重し寄り添いながらツールや方法を提供する。 ③得た知識や経験が問題解決とし

          大人の学習学アンドラゴジーとは

          伝統的教育のペタゴジーとは

          ペタゴジーの語源ペタゴジー(pedagogy)の語源はギリシャ語で子供(paid)と指導(agogus)の二つの単語を合わせたものです。つまり、子供への教育を意味しています ペタゴジーの特徴①学習者は本人の意思や経験は尊重されず、教育者への依存的である。 ②教育者は社会からの期待や責任を負っている ③方法は講義形式で行われ同年齢、同集団に対して同じ教材で同じカリキュラムで同じ講義形式で同じ時間行われる。カリキュラムは先人たちが確立してきたものが中心となって作成され、体系

          伝統的教育のペタゴジーとは