成長している企業は簡単な仕事をより簡単にしている

仕事ができるようになると

 今までできなかった仕事ができるようになると人はより難しい事に挑戦する人と、できるようになった仕事をそのままのやり方で永遠にやる人の2種類に分かれます。人間の傾向として現状維持バイアスに陥る事が多いため、圧倒的に後者が多いのは致し方ありません。すると上司は部下に難しい事への挑戦を促しますが、今行っている仕事が忙しいなどの理由を作り部下は挑戦することをしないといったケースが多いのではないでしょうか。
そして、組織全体の停滞を招きます。

仕事ができる人は定型的な業務に興味を持たない

 経営者は優秀な方が多く、たくさん努力してこられています。そのため、やってやれない事はない精神が強く、より価値を生む業務に興味関心があるのではないでしょうか?例えば売り上げをいかに伸ばすか、個々の従業員の主体性を生み出すにはどうすればいいかなどが代表的かと思います。その反面、同じことを繰り返す事務的な業務や報連相などの単純な業務についてはあまり重要視されないといった場面によく出会います。

難しい事を解決するのは難しい

 当たり前なのですが、難しい事を解決するのは非常に難しいです。そして、難しい問題を解決する事よりも簡単な事をより簡単にする方が結果を出しやすいです。また、誰しも難しい事は後回しにしてしまったり、無意識に今ある仕事を引き延ばしたりして向き合おうとしません。

組織としての成長するには

 成果を出し、成長している企業も何も特別な事をしているわけではありません。そして、優秀な従業員だけを雇用しているわけでもありません。誰でもできる仕事はシステムに置き換えることで、難しく価値ある仕事に集中してもらうような環境を作ることが重要です。バックオフィス業務のDX化はそれを体感するにはちょうど良い業務です。また、成長するには先入観を持つことなく新しい体験をすることで刺激を与えることで今までと異なる行動をとることができるようになります。

無題

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