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組織文化の作り方

良い組織文化が作りたい

経営者の集まりや勉強会に行くと、そんな思いの経営者が多くいらっしゃいます。熱い思いをもって事業欲がある素晴らしい方々です。

でも、従業員の方と話を深めると少し印象が変わります。

なんか疲れた感じの方やあきらめたような方々です。

反面、とても活き活き働く従業員さんが集まっている会社もあります。その違いどこにあるのか興味が沸きました。

新卒採用が企業文化を作る

そんな時、共通点のようなものを見つけました。その中の一つが新卒採用です。
中途で入社した人材は仕事に対して自分なりの考え方や取り組み方、好き嫌いなんかが少なからず身についていますが、新卒となるとそういうものはなく、まっさらです。
当然、大変なことも多いと思います。ましてや今まで中途採用中心の企業の場合、社内で反対意見が続出します。教育どうするんだとか、そんな余裕ないだろうとか言えばきりがないくらいです。

それでも、不思議なことに新卒採用を始めた会社は多くありますが新卒採用を辞める選択をした会社は非常に少ないです。

ミッションビジョンバリューが機能している企業の特徴

ミッション・ビジョン・バリューに代表される経営理念を中心とした経営に注力している企業が多いです。経営者が細かく指示をして作業させるのではなく、経営者と同じ思いをもって業務に邁進して欲しい。経営者の哲学は素晴らしい考えでそれを実践してきているからこそ、今があるわけです。しかし、従業員も同じように職業経験を通じてきて今に至っています。今に至るまでの体験が違いすぎるため、どんなにすばらしい哲学であっても価値観の押しつけになってしまいます。

機能している会社の多くはやはり新卒中心の採用をしています。

組織文化は教育だけではできない

誰に教育をするのかも重要です。文化というものは目に見えないもので空気や潜在意識に潜んでいます。そういった潜在的なものを作るには教育を定期的に行うだけでは困難という事でしょう。やはり時間をかけて手間をおしまず地道に行うのが吉という事です。

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