1ヶ月一生懸命考えるより1時間勇気を出して話してみたほうがさらっと上手く行く事を学んだ話

ここ数日間、もやもやして自信を無くし、過去の嫌な記憶を思い出し、駆け引きしたり悩んで悩んでメンヘラ化していた。

誰にも相談できずにひとりでぐるぐると考え動けなくなっている時に、たまたま無料のアプリでオススメとして出てきた漫画を読んだ。

[かさねと昴]という漫画で、主人公二人の関係性がすごく羨ましかった。

大変な事もあるし、すれ違う事もあるし、一時的にもやもや落ち込んだり我慢したりする事もあるんだけど。

お互いそれを相手に話して色んな気持ちを共有して相手の話を受け止めてどんどん信頼関係を深めていく過程が描かれていて。

主人公達がもやもや考えてしまう内容はすごく共感できる部分はあったけど、全然気持ち悪くなくてむしろ、そんな気持ちに向き合って整理して丁寧にまっすぐに相手に伝えてて。いいなーと思った。

私が私を気持ち悪いと思う理由は、寂しくなったり不安になったりする気持ち自体ではなくて、その気持ちをひとりでふくらませちゃって相手に察してオーラを出したり変に駆け引きしたりいじけたり理由も伝えず泣いたりする行動が嫌な感じで、気持ち悪いと思っているんだ。その行動が相手を遠ざけて困らせているんだと。そりゃそうなんだけど全然気が付いてなかった。

素直に寂しいといってうざがられたらどうしようとか。会いたいと言ってめんどくさがられたらどうしようとか思って相手に会いたいと思わせるためにLINE既読無視しようとか。いや、なぜ?頭悪いぞって思った。

今寂しく思うなら相手に伝えたほうが良い。そうしたら会う時間をふやそうかと話し合えるしどうしたら寂しく思うのかどうしてほしいかも相手に伝えられる。

そこで歩み寄ってくれたらうれしいし、そこでめんどくさいとか言われたらこの先この人と付き合っていくのは、自分のためには止めたほうがよさそうだ。

それが良い悪いではなく、合うか合わないかなのだから、そこを話せないといつまでももやもやから抜け出せない。

私はそれで合わなかったら怖いなとおもって今までの恋愛関係では相手にきちんと聞けなかった。

結局はもやもやからも抜け出せず、合うのか合わないのかわからないまますれ違いが続き、嫌な気持ちに押し潰されて終わっていたから一番良くない選択をしていたんだなーと改めて思った。

彼が私の気持ちを聞いてどう感じるかは分からないけど。これはしないをがんばる前に彼はどう思ってるのかどうしたいのか私はどう思っていてどうしたいのかを話してからじゃないと行動できないなと。



そう思ってからすぐ彼に連絡を入れた。
彼はすぐに会ってくれた。少し心配させてしまったようだった。


会う前にスマホのメモに自分の気持ちと彼に聞きたいこと、私はこんな風にしたいなという気持ちや、相談したいことをまとめておいた。

めんどくさいかな…と思ったけどこれをめんどくさがってやらなければ私たちはこれ以上関係を深められないと思った。
聞いてくれるといいな、ちゃんと話せるかな…と待ち合わせ場所に向かう時は口から心臓出まくってるんじゃないかと思うほど呼吸がしづらくて喉がカラカラでドキドキしていた。


会って、話して。
本当に良かった~~~~~~~~~~と思った。

真剣に話を聞いてくれたし、彼の気持ちも話してくれた。
二人の関係を良くしたいと思っているのは私だけじゃなくて、彼も一緒だった。
二人とも心地よい状態でいるにはどうしたら良いかな?と私も彼もたくさん意見を出した。

こんなにちゃんと話したのは久しぶりに感じた。彼とこれからや未来の話をするのはすごくワクワクしたし、楽しかった。
あっという間に時間がすぎた。もっと話したい事はたくさんあったが、また次の会う日を決めてこれからももっと話そうと決めた。

別れ際、いつものような寂しさが無かった。これが安心感か。家に帰って家にひとりでも会いたい気持ちはたくさんあるが、不思議と寂しさを感じなかった。

たまに、うまくいっている夫婦やカップルのブログや友人の話で、離れていても寂しくない。と余裕発言をよく聞いていて、嘘や強がりだなと思っていたが、これか。


もしかしたらまたマイナスモードになっているかもしれないし、話し合っても分かり合えなくて悩むことが来るかもしれないけど。それでも向き合う事や伝える努力はがんばっていきたいと思った。


話し合いが出来る事が大切だとは頭では分かっていたけど、私にとっては行動に起こすのは思ったより勇気がいって簡単にはできなかった。
私ががんばったのもそうだけど、彼が私が話しやすいような空気を出してくれたのもすごくありがたいなと思った。

結局は恋愛ってひとりでできるものじゃないからお互いの努力が必要なんだなーと身をもって学ぶことが出来た。

とにかく今は幸せいっぱいで最高だ!

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