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ほぼ毎日読書ログ

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読んだ本の感想noteを書いています。 古典から新刊まで。文学から実用書まで。児童書も漫画も写真集も何もかも。
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2020年6月の記事一覧

宮崎駿の読書遍歴 『本へのとびら』

私と妻が読書好きということもあり、二人の子どもたちも本が好きになると良いなと、つい思って…

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ジョージ・オーウェルを手軽に楽しめる 『動物農場』

動物農場〔新訳版〕(ジョージ・オーウェル) とある農園では、人間からの圧政にあえぐ豚や馬…

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積読礼賛のススメ 『積読こそが完全な読書術である』

「積読」という言葉を口にするとき、大抵は「もうしわけなさ」の感情が伴っている。私の友人、…

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異次元にカッコいい 『カール・ラガーフェルドのことば』

およそファッションの世界に縁のない生活をしている私ですら、皇帝カール・ラガーフェルドのこ…

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アメリカ独立の機運を高めた一通のパンフレット 『コモン・センス』

書店で、なぜか本書が平積みになっていた。「コモン・センス」も「トマス・ペイン」も見たり聞…

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全オッサンへの愛に満ちた 『ワイルドサイドをほっつき歩け――ハマータウンのおっさ…

まさかオッサンの話でしんみりしたり、ちょっとホロリとしたり、大笑いしたりするなんて。 『…

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旨い寿司がある、寿司の旨さという様ものはない『すしの薀蓄 旨さの秘密』

日曜日は父の日であった。私は二児の父なので、私の日だった。父が輝く珍しい日なので、たまにはパパの晩ごはんリクエストを聞いてやろうということになったので、迷いなく「寿司」をリクエストした。 とはいっても、まだまだ子ども達は小さいので、握りではなく手巻き寿司にしようという事になり、近所のスーパーで刺身を仕入れ、マグロの半分は漬けにして子どもたちの好みの味にするなど、あれこれと用意をした。 子どもたちは自分達の食べたいものを指示し、私がそれを手巻きにして渡す、というものであった

【読書】 麻雀は悪くないんです手軽で楽しい頭脳ゲームなんです  『麻雀脳力』

麻雀といえば、かつてはサラリーマンの娯楽として広く遊ばれていたようですが、最近はどうなの…

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『医者が教える食事術 最強の教科書――20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方…

『医者が教える食事術 最強の教科書――20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68』(…

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【書評】三体の続編だ! 前作を遥かに凌ぐ「俺の考える最高のSF」感が満載で面白いっ…

待ちわびた三体の続編『三体Ⅱ 暗黒森林』が発売されたということで、早速駅チカの啓文堂に買…

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10年前の本だけど新しい時代の働き方へのヒントが詰まっていた 『小さなチーム、大き…

『小さなチーム、大きな仕事 働き方の新しいスタンダード』 常識を疑い目的合理的にビジネ…

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ビックバンモデルは如何にして生まれたか 『宇宙創成』

子どもと宇宙の話をしていても、なかなか宇宙の凄さを伝えきれない。 スケールの凄まじい大き…

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財務や会計から遠い人こそ読むべきド定番 『ざっくり分かるファイナンス~経営センス…

またまた Prime Reading からです。なんだかすみません。だってね、せっかくプライム会員です…

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食事ではなく食品の話  『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』

今日も Prime Reading からです。これも書店で並んでいて一瞬気になったのだけど、いつのまにか書店で見かけなくなって忘れていた本。プライムありがたい。 『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』(津川友介) 医学研究で明らかになっている事をベースに、現時点で何を食べれば健康を維持することが出来るのか、逆に、何を食べないようにしたらよいのか? を紹介してくれるもの。 タイトルには「食事」とあるけど、中身は「食品」の話だった。 ポイントは、まずはエビデ