重力を知る道は、物理論の歴史をたどる道だった『重力とは何か アインシュタインから超弦理論へ、宇宙の謎に迫る』
ほぼ毎日読書し、ほぼ毎日読書ログを書いています。
『重力とは何か アインシュタインから超弦理論へ、宇宙の謎に迫る』
(大栗博司)
先日読んだ『宇宙は何でできているのか』と同じシリーズ(とアマゾン商品ページは言っている)。今回も頭から煙が噴き出しそうになりながら読んだけど、とても面白かった。
重力を理解する旅は、アインシュタインが1915年に発表した「一般相対論」から始まる。
アインシュタインは質量をもった物質は空間をゆがませると考え、その質量が大きければ、空間の歪みも