ひらがなが読めるようになったら『おやくそくえほん: はじめての「よのなかルールブック」』
ほぼ毎日読書し、ほぼ毎日読書ログを書いています。
『おやくそくえほん: はじめての「よのなかルールブック」』
(高濱正伸、林ユミ)
ひさしぶりに絵本。
子どもが二人いると、どうしても下の子は「おさがり」が多くなる。
我が家は、子ども達も本が好きなようで、二人ともよく読んでいるのだけど、下の子は、どうしても、上の子の好みの本が「おさがり」でやってくる状態。
それはそれで勝手にラインナップが充実するし、悪くないのだけど。
ただ、新し本を買う時、どうせおさがりで下の子も読むし? と、つい上の子の本へ買い与える本が多くなりが。そのせいで、最近、下の事が不満そうにすることがあった。
そうか、それは悪い事をしましたと、4歳にも読める本を久しぶりに買ってみようと本屋へ行きました。しかし、選ぶのがなかなか難しい。
上の子の時は、どんな基準で買っていたっけと思い出しながら、書店の絵本コーナーをぶらぶらするのだけど、メジャーどころが多くて、そのあたりは図書館で読んでいるか、上の子の書棚にあるものばかり。
うーんと悩んでいたら、初めて見る絵本が平積みに。それが本書。
並んでいる本は全てシュリンクラップされていて、中身は確認できなかったのだけど、帯をみると、次女に刺さりそうな雰囲気。
「メシが食える大人」のキャッチフレーズはよくわからないが、小学校入学前後に、とあって、おねぇちゃんの通う小学校が気になってしょうがない次女にはささるかもしれないと思い購入。
家で恐る恐る渡してみたら、大喜びで受け取ってくれて、その日は、寝る間際まで一所懸命、声に出して読んでいた。良かった良かった。
本書は、42項目の、しつけについて、子どもにもわかるように説明がされているのだけど、どれも、毎日親に言われている事ばかり。
挨拶はちゃんとしましょう。
家に帰ってきたら靴をそろえよう。
ちゃんと姿勢を正そう。
物は大事にしよう。
口に食べ物が入っているときは喋らないようにしよう。
わざとじゃなくても「ごめんなさい」といおう。
毎日注意をしつづけているので、言われる方も飽きて「ふぁーあい」みたいな返事しかしなくなっているのだけど、この絵本を読ませたら、「なんで注意されたのかわかったよ」と優等生な答えが返ってきた。素晴らしい。
でも、やっぱり口にモノをいれたまま歌い出すけど。
絵がかわいくて、おしつけがましくなく、4歳なら割とサラサラ読める内容なので、子どもも飽きずに繰り返し読んでいます。
おススメです。
ただ、カタカナにふりがながふられていないのは不親切。
「それって有意義だねぇ」と言われるような事につかいます。