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私は何も生み出せそうにないけれど、この本は面白いよ『ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか』

ほぼ毎日読書し、ほぼ毎日読書ログを書いています。

『ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか』
(ピーター・ティール)

流し読みしていた名著をしっかり読んでみようシリーズです。

著者のピーター・ティールは、ビジネスの分野では言わずと知れた有名人。ペイパルマフィアのドンにして、複数のベンチャーキャピタルにかかわり、10億ドル企業をいくつも生み出してきたモンスターだ。

本書は、ピーター・ティールの起業論なわけだけど、要するに「私のようになりたければ、こうしなさい」という内容。

そして、私の様にというのは「新しい価値を提供し、世界をより良い物にする10億ドル企業」を、いかに起業し、育てていくか。ということになる。

話が大きいので、あまり興味を覚えず放置していたのだなと思い出したのだけど、改めて最後まで読んでみると、意外と万人に読まれてもよい内容なののだろうなと感じた。

そりゃもう、起業を目指すゴリゴリの起業志望者がバイブルにするのは良いですよ。

でも、そうではない、普通に企業に勤める人にも、勉強中の人にも、スモールビジネスを始める人にも、生きる選択肢を広げるヒントになる考え方が多く含まれている。

それに、天才の自伝みたいなものでもあるし、よく知るアメリカ企業のエピソードもそれとなく登場するしで、読み物としてすっごく面白いしね。


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