紆余曲折な人生〜小学校/遅刻&対策編〜
小学生の頃から遅刻がひどかった。
友達との待ち合わせや祖父母との待ち合わせ、
待ち合わせという待ち合わせの度に10~30分は遅刻していた。
一番酷かったのは、登校時に友達が家にピンポンしにきてくれて、
毎日寒い冬の中10~15分は待たせてしまっていた事である。
また、その子が母親と一緒にお土産を届けにきてくれた時も、
寒い中10~15分待たせてしまった。
今思うと本当に申し訳ないし、お母さんまで待たせてしまうなんて
本当にダメな人間だと思う。
これだけ人を待たせて迷惑をかけてるのに大抵の人は許してくれたが、
中には縁を切られてしまった人もいた。
遅刻したくないのに遅刻してしまう。
なんでだろうなんでだろうと悩む日が続いた。
そんなある日私は発達障害の診断を受けて
発達障害の本を十数冊読んでいた時、
ふと気付いたのだ。
「私には時間や目に見えないものの感覚が掴みにくいんだ」と。
お金の計算や、目に見える物質の量を測ることはできる。
だが、目に見えないものは感覚が掴みにくい。
それは学校の勉強にも影響していて、
国語では目に見えない気持ちを察することは苦手だし、
化学でも目に見えないものを想像することが苦手だ。
苦手だけどそれで、周りの人に迷惑をかけてられない。
と思った私は、家を30分前に出ることにした。
30分もあれば、早く着いたとしてもトイレに行ったり、
本屋さんに行ったり、電車を乗り間違えてしまっても余裕で着く。
また、待つのが苦手な人もいるだろう。
とういう時は、早く着いたら大好きなカフェに行く。
早く着いたら大好きな漫画を読む。等、
自分なりの楽しみを置いておくのも一つの手なのかもしれない。
目に見えないものを測るのは未だに苦手だが、
自分なりの対策を立てていくことはできるだろう。
そうやって自分の特性と上手く付き合っていきたい。
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