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梅雨の漢方ライフ
二十四節気で芒種の今日
関東では梅雨入りしましたね!
1年で最も不調が出やすいと言われる梅雨。
下半身のむくみ
身体が重だるい
頭痛やめまい
関節の痛み
胃がスッキリしない
こんな症状が出てきやすい季節でもあります。
さらに雨の日が続き、日光を浴びられないと
活動力の源の陽気がチャージできず
心までどんよりとしてきてしまうもの。
そんな梅雨に起きる不調は
身体にたまった湿が原因かもしれません!
不調を呼び起こす湿のことを湿邪と言います。
梅雨は湿邪を呼び寄せない
水はけの良い身体作りがポイント。
ジメジメと湿度が高くなるこの時期は
汗も出にくく
要らない水分が溜まりやすくなります。
濡れたタオルを想像して見てください。
絞り方が足りないと、絞り残しの水分がタオルにたまってしまいますよね?
タオルを身体に置き換えて考えてみると
絞り残した余分な水分
=湿が身体に溜まったままとなり
体内に蓄積されることで不調をひきおこすんです。
![](https://assets.st-note.com/img/1654509661369-fEYb9NnRpK.jpg?width=800)
漢方では内湿は外湿をよびこむという言葉があり
身体の中に余分な湿=内湿が溜まっていると
外からの湿=外湿を呼び寄せ、体調を崩しやすくなるのです。
湿度が高い梅雨は
内湿が外湿を呼び寄せて
身体の中に湿が増えすぎ、不調をおこす湿邪となるので要注意。
梅雨や雨の日に体調を崩しやすい方は
湿対策をしながら、ゆっくり過ごしてくださいね。
梅雨の漢方養生
1. 軽く身体を動かし、ジワっと汗をだそう
ストレッチやヨガ、散歩、湯船につかるなど軽く汗をかくことで余分な水分を出し、夏に汗をかける身体の準備をしましょう
2. 利水効果のある食材をとろう
きゅうり・もやし・ハトムギ・とうもろこし・冬瓜・小豆など利水作用のある食材を取り入れることで、水分代謝をあげましょう
3. 晴れた日は部屋の窓をしっかり開けよう
部屋の中に湿がたまらないように
天気の良い日はこまめに寝具を干したり部屋の中の通気を行いましょう
4. 冷たいものを控えよう
氷が入った飲みものやアイス、キンキンのビールや冷蔵庫で冷えたフルーツやサラダ、冷奴や生ものは消化機能の低下になり胃腸に湿をためやすくなるので控えてあげましょう
私たちは自然界の一部。
自然の流れに沿った養生で
いい塩梅の身体と心でいられたらいいですね!
今日もお読みいただき、ありがとうございました♡
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