家族について改めて考えてみる-LGBTQ+
お盆は実家に帰り、身内の手伝いやペットの世話などをしていました。
私の家族は、自分以外はヘテロセクシュアル(異性愛)の人達。
仕事のこと、家庭のことなどはそれぞれにいろいろ大変そうなことはあるけれど、結婚して子供を持って、いわゆる大多数の普通の家庭として生活している。
そんな中にいると普通って良いなと思うことも多々ありました。
20-30代の頃は「どうして結婚しないの?」「孫の顔が見たい」など言われ、将来の心配をされたり身内の期待にも応えようと婚活していたこともあったけれど、どうしても違和感があり「結婚したほうが幸せ」「結婚して子どもを持つのが普通」という考え方は合いませんでした。
合わなかったというか、周囲が求める家族像と、自分が作りたい家族のあり方にズレがあって思い描けなかったというほうが近いかも知れません。
日本では結婚はまだ異性間しかできないし、子供を持つにも何のために自分の子供が欲しいのかと問いかけると、明確な理由が持てなかったので持たないほうが良いと感じました。
ただ自分らしくいられて、周りもそう思ってもらえていたらいいなと。尊重し合える関係性を友達なのか家族というのか、形は問わないけれど作りたかったのはそのような関係です。
将来はどうしていくのかまだ答えは出せていないですが、40代を過ぎてもう人生を素直に生きてもいいかなとようやく思えたので、これからは自分らしくいられることを大切にしていくつもりです。
これまでずっとオープンにはしていませんでしたが、今年はLGBTQ+のコミュニティにも顔を出したり、ネットでもいろんな人の考え方に触れたり、少しずつできる範囲で周りの人との関わりを大切にしながら、ゆっくりと考えをまとめたり書いていこうと考えています。
今はそんな感じです。
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