続けるという事
先日、アニバーサリーな日々に一段落がつきました。
25年前に立ち上げたパフォーマンスユニット【COVENT GARDEN CLUB】と23年前に立ち上げた【theStagPartyShow大阪】そして、15年前に立ち上げた【theStagPartyShow東京】のアニバーサリー公演を2023年9月から11月に立て続けに開催させていただきましたのですよ。
人間、長生きしていれば、時間はそれなりに過ぎていく。
そして、その時間の流れの中で、続けていたものには、それなりに思い出や、実績、価値、そして仲間が増えていく。
そういったことを実感したこの3ヶ月でした。
出会いと別れ
そしてもちろん、長年何かを続けていると、そこにつきものなのがこれです。
ある人は、新たな目標を見つけて旅立つ
ある人とは袂を分かち
ある人は仲間に迷惑をかけて消えていく
ある人は先に次の世に旅立って
とまぁ、さまざまな別れと
ある人は長年僕らのパフォーマンスを見てくれた末に仲間に
ある人は紹介で
ある人は偶然SNSでドラマを見つけて興味を持っていただき
とまあ、さまざまな出会いがあるわけなのです
共に作った作品は、永遠に残り続ける
そこには何の蟠りもなく、そこがまた良い。
変化する、取り入れる、楽しむ
何事にも“続ける”には、この三つは必要だと思う。地球上のあらゆる生き物は変化することで進化して、時の流れを越えてバトンを繋ぎ生き続けている。
【演劇】というスタートを切った僕の旅は、自分らしいパフォーマンス形態をロンドンで見つけ、それをさまざまな表現者と共に楽しみながら続けることで、自然に何かを手放し、何かを取り入れ、そして、変化して今に至っているのだと思う。
【変わらない】味を守る店もあれば、新たな味を追求する店もある。
僕が心掛けているのは【核】に据える部分は変わらず、その周りを変態していくこと。
だから、もっといろんな人たちともっといろんな場所で、もっとものづくり、ことづくりをしていきたい。
そのためには、まず、今手の届く範囲にいる仲間を大切にしていく。
まとめ
線路は続くよどこまでも。
変わりゆく風景を受け止めて、同じ電車を選んでくれた同行の仲間を大切に精一杯楽しむこと。
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