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「違いは何?」ロードバイクとTTバイク。トライアスロン初心者が選ぶのはどちら?

こんにちは@sekishige8です。

今回は、トライアスロンで使用するバイクの違いを紹介します。

ロードバイクとTTバイクでは何が違うのか?

どちらを選ぶべきか悩んでいる人に向けて掲載していきます。

✅この記事で分かる事
ロードバイクとTTバイクの違い
・選ぶポイントはどこ

これからトライアスロンをはじめる人や、バイクを購入したいと思っている方のお役に立てれば何よりです。

早速解説していきます。

「違いは何?」ロードバイクとTTバイク。トライアスロン初心者が選ぶのはどちら?

早速結論ですが、初心者が選ぶべきバイクは「ロードバイク」です。

なぜなら、TTバイクは初心者に向いていないからです。

具体的になぜTTバイクが初心者に向いていないのか?

両者の特徴をみていきます。

ロードバイクの特徴は

ロードバイクはハンドル操作がクイックです。

操作性が楽に扱えるので、スポーツバイクの乗り始めには最適です。

チョットしたお買い物など、街乗りする事も可能なのがロードバイクです。

ただしシティサイクルと違い「カゴ」が付いていないので、リュックなどを持参する必要があります。

トライアスロンの大会では「コーナー」がありますので、クイックに操作できるロードバイクは初心者にとって扱いやすいバイクです。

TTバイクの特徴は

対するTTバイク(タイムトライアルバイク)は空気抵抗を少なくし、早く走る為だけに作られたバイクです。

直進巡行性は高いものの、操作性には慣れが必要です。

ロードバイクのようにクイックなハンドル操作は出来ません。

TTバイクのギアチェンジは「バーコン」と呼ばれる物が一般的です。

DHバーの先端にシフターが付いていますので「ハンドルから手を離さないと」シフトチェンジできません。

一瞬だけ手がハンドルから離れますので初心者には扱いにくい設計になっています。

電動化をすれば解決できますが「10万円」くらい費用がかかりますね。

予算からみても初心者が手を出す物としてはパーツ代だけでも高額なのが分かります。

TTバイク特有の構造から、ハンドルや動きがクイックではないのでロードバイクのように「街乗り」をする事は難しいです。

✅フレームのフォルムが違う

TTバイクの特徴として「フレームの形状」が違います。

縦から見ると細いのですが、横から見ると分厚い構造になっています。

空気を受け流して、抵抗を極力をおさえる為にデザインされているのが特徴。設計上、重心が「前乗り」になるのがTTバイクの特徴です。

つまり、ロードバイクとは違って操作性がシビアになります。

分厚いフレームは横風の影響を強く受けますので、初心者には扱いにくく感じます。

前乗り重心の為、坂道もロードバイクよりきつくなります。

特に勾配5%位から違いが出ると言われています。

ブレーキもロードバイクと違い、後方にしっかり重心を移動させる必要があります。

操作性の難易度が上がるのが、TTバイク特有の構造なんです。

選ぶポイントはどこ

ロードバイクとTTバイク、選ぶポイントは使用目的です。

自身の使用目的を明確にしてから判断することが大切です。

多目的に使うならロードバイク

トライアスロン以外にも、街乗りやロングライドにも最適なのがロードバイクの特徴です。

シティサイクルより早く、大会にも出られてロングライドも可能なオールラウンダーとして使用できます。

ロードバイクならトライアスロンの他にも、エンデューロやクリテリウムにも参加可能です。

ヒルクライムレースもロードバイクなら参加出来ます。

手軽にサイクリング出来るのもロードバイクならではです。

大会一択ならTTバイク

大会でチカラを発揮できるのがTTバイクの特徴です。

トライアスロンのショート以外にもロング・IRONMANレースを目指している方にはおすすめ出来るバイクです。

特にIRONMANレースやロングの大会はバイクの「距離が長い」です。

極力、空気抵抗を無くして効率良く、早く走る必要があります。

つまり、TTバイクは大会で走る為に作られたバイクです。

長い距離になるほど影響は強く出るはずです。

ちなみに「ヒルクライム」などのレースにTTバイクは出場出来ません。

初心者は最初の1台目はロードバイク

2つのバイクを比較しましたが、初心者が1台目に購入するのは「ロードバイク」がオススメです。

ハンドル操作や乗り心地、使用目的の多様性も考えるとオールラウンダーが無難で安心です。

価格帯でもTTバイクよりロードバイクの方が最低価格が低い所もポイントです。

ロードバイクは最低価格で10万円くらいです。

TTバイクは最低でも20万円は軽く越えてきます。

高い所だと200万円です。

1番わかりやすいのは、専門のショップで行なわれる試乗会に参加することです。

CYCLE MODEと呼ばれる、自転車の祭典に参加してチェックするのもアリです。

どちらを選ぶべきか、個々にあった目的を検討し、慎重に考えることが大切です。

参考にバイクブランド

有名なバイクブランドを掲載していきます。
TREK
SPECIALIZED
GIANT
CEEPO
COLNAGO
DeRosa
Cervelo
ANCHOR
Bianchi
CANNONDALE
KUOTA
PINARELLO
FELT
Canyon
BMC

バイク選びをしているときが一番楽しい時です!

色々なバイクを比較して見ると愛着が出てきて、自身の1台が見つかりますよ。

著者が購入したロードバイクと理由

私が実際にトライアスロンを始めるときに購入したバイクを紹介します。

✅1台目はロードバイク

購入したバイクは「ANCHOR」のロードバイクです。

理由はブリジストンが出していて「日本人向け」の構造だったからです。

ヨーロッパ人やアメリカ人など比較して日本人は低身長です。

つまり、サイズ感が合わなそうと思ったわけです。

購入する前にも沢山のメーカーパンフレットを数十社集めました。

全部並べて考えた結果がANCHORでした。

無難に乗りやすさを重視した、低コストのエントリーモデルです。

当時の価格で20万円くらいだったと思います。

その当時はフルカーボン製がまだまだ高価でした。

現在の20万ならフルカーボン製のロードバイクも買えそうですね。

トライアスロン用にDHバーを後付けしたり「カスタマイズ」も可能です。

✅2代目はTTバイク

2台目に購入したのがTTバイクです。

メーカーはCerveloです。

Cerveloを購入した理由は簡単です。

IRONMANレース=Cervelo

IRONMANレースでのCervelo人気が非常に高くて憧れるメーカーだったからです。

CerveloにのってIRONMANレースに出場したいと思って購入しました。

実際に出場したIRONMANレースのレポートを掲載しました↓

まとめ

いかがでしたか?

トライアスロンデビューするまでには沢山の道具を揃える必要があります。

中でもウエイトが大きいのがバイクです。

この記事を読んで参考にしてもらえれば幸いです。

トライアスロンをデビューしたい人向けの記事を掲載しました↓

IRONMANレースの練習ガイド・テクニックも掲載しました


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