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46歳で保険診療を辞めた歯医者の話。〜夢実現の奮闘記!〜

はじめまして😃
埼玉県川越市にある関口歯科院長の関口寛之です。
現在は自由診療専門で開業をしています。

自己紹介を兼ねて、新米歯科医師時代から現在までのこと、
色んな想いや葛藤があって、保険診療を辞めて
自由診療専門医院にしたことなどを書いていきます。


卒業

1999年に都内の大学を卒業し、歯科医師になり現在24年が経過しました。

研修医初日、お偉い先生が「これからの歯科界は大変厳しい状況になります!(儲かりません!みたいなこと)」を言っていて、これからの未来ある若者に初日から随分ヒドイ話をするもんだと思った記憶があります(笑)。

渋谷の歯科医院に就職

研修医終了後、先輩の紹介で渋谷で自費治療をメインにした、商業ビルの高層フロアにある歯科医院に就職しました🌆

期待に胸を膨らませた歯科医師としてのスタートは、見学と雑務だけの丁稚奉公のような日々。
半分ふてくされて働いていました(当時の院長、すみません!)😓

今考えれば見学だけなのは当たり前の話で、患者さんは高額な治療費をお支払いして院長の治療を受けに来ている。
新米歯科医師の出る幕があるはずもなく、高度な技術を見ることが出来ただけでも幸せなのに、目の前の成長だけを考えていた若き自分が恥ずかしい。

不甲斐ない日々でしたが、あの頃見せていただいた臨床風景が今の自分の自由診療への道につながっていたと思っています。
今は心から感謝をしています。

四谷三丁目時代

歯科医師4年目に突入するもほぼ治療経験なし!お金もなし(涙)!
ただのコンプレックスの塊と化していました。
歯医者オワッタと。。😓

焦った私は知人のつてを辿り、四谷にある歯科医院に再就職。
それからの6年間、人生の師となる院長から、治療手技や患者さんとのコミュニケーションの取り方など、様々なことを教えていただいきました。

徐々に腕に自信が付いてきた私は、週末に勉強会やセミナーにも足繁く通うようになり、初めて歯科臨床の楽しさ・喜びを知ることが出来た貴重な日々でした🥹

そして少しずつ、自分のオフィスを持ちたいという想いが強くなっていきました。

多くのことを学んだ思い出の場所


開業

2007年に祖父がかつて開業していた場所をリフォームして、関口歯科を再開院。
開業後は平日の夜、休日ほぼ全てを歯科にフォーカスして勉強していきました。
(家族すみません。。)

著名なスタディグループにも入会させていただき
そこで多くの素晴らしい才能を持った歯科医師たちと出会いました。

出遅れた数年間を取り戻すべく、知識技術のレベルの高さに圧倒されながらも、この人たちに追いつき追い越したいという気持ちで必死に学び続けていました。
学べば学ぶほど、歯科医療は深く、そして難しいことを知りました☺️

開業して10年が過ぎ、多くの患者さんに来院していただき、医院を拡張しスタッフも増え、側から見れば順風満帆な開業生活だったと思います。
自分自身も、家族も養えて、好きな仕事に邁進出来て、幸せを感じていました。

しかしその一方で、少しずつ保険診療への疑問や葛藤も抱くようになっていきました🙁🙁

数をこなさなければいけないこと。
時間に縛られ、本当の意味で患者さんに寄り添うことが出来ないこと。
多少治療の質に目を瞑らなければいけないこと。
安さと早さだけが優先され、実は誰の幸せにも貢献していないのではないか etc・・

これで本当にいいのか?
自分のやっていることは、世の中のためになっているのか??
次第にその思いは強くなっていきました。

開業初日から多くの患者さんにきていただいた。

次回に続きます。

ご興味ある方はこちらもどうぞ。







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