名称:安養寺層塔
伝承など:なし
所在地:滋賀県栗東市安養寺 安養寺
JR草津線手原駅の南方にある安養寺は、奈良時代に開かれ、後に弘法大師によって再興されたと伝承される古刹であり、室町時代には九代将軍・足利義尚が六角高頼征伐の際にこの寺院に本陣を置いたこともある(所謂「鈎の陣」であり、後に安養寺が手狭であるため永正寺に移っている)。
層塔は本堂の前にあり、鎌倉時代後期の作と推定され、現在は十層であるが、造立当初は十三重であったと考えられている。
鎌倉時代後期の様式をよく示す塔で、重要文化財に指定されている。
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