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SNSの時代、応援しない人は応援されなくなってきた。(第三話)

ポッドキャスト番組「独立3年目のしくじり講義」は ”ビジネス壁打ち師”の相川雄輔が見てきた数々の「しくじり事例」をテーマに、今日から回避できる負けパターンや回避術をポップにお届け。このnoteではテキスト版をお送りします。

第3回のテーマは、多くの人がしくじりがちな「応援されない法則」です。

本日の注目ポイント
💡実体験、「近い人たちが応援してくれない」
💡「応援された理由」「応援されない理由」とは
💡今日からできる「応援されるための行動」

「壁打ち交流会セカオピとは?」

相川:おはようございます。ビジネス壁打ち師の相川雄輔です。

鈴木:おはようございます。インタビュアーの鈴木佐和子です。相川さん今回もよろしくお願いいたします。

相川:よろしくお願いします。

鈴木:さてさて。ビジネス壁打ち師の相川さんは、「壁打ち」と交流会を融合させた「壁打ち交流会セカオピ」というコミュニティを主催されてるんですよね?

相川:そうです。いま80人以上のメンバーがおりまして。日替わりで4人1組のチームを組んで、”お互いのビジネスをどうやって伸ばすのか”の熱い議論をやっております。

鈴木:なるほど。より一層お互いの考えが研ぎ澄まされそうですね。

相川:そうですね。相手のビジネスに対して、「こうやったら伸びるんじゃないかな」みたいなアイデアを出し合う、「壁打ち」と言われるディスカッション会をやってます。

鈴木:いいですね〜。刺激がたくさんありそうですね。ぜひ、この番組を聞いて興味を持った方は、備考欄の相川さんのSNSに連絡してみてください。

相川:お願いします。

実体験であった「近い人たちが応援してくれない」

鈴木:さて本日のテーマは「応援されない法則」。これはどういうことでしょう。

相川:独立・起業したあとって、会社員時代とは比べ物にならないぐらい、周囲の力を借りていまに至ってる方って多いと思うんですね。

その中でも、「応援」という側面をみると、やっぱり知人・友人から”仕事関係者の紹介”とか、”発注”とかっていうケースがすごくあるはず。

私も例外じゃなく、本当に今日の今日まで、紹介だけでお仕事いただいて経営をしております。

そこから見えた「応援されない法則」について今日はお話したいなと思います。

鈴木:なるほど。相川さんも、これまですべて紹介だけでお仕事をやってきてらっしゃる?

相川:そうなんです。本当に再現性がいつまで続くんだろうと思うんですが。本当にこれまで34ヶ月全部、紹介だけやってます。

鈴木:それは逆にすごいですよね。そんな相川さんが痛感したしくじり話ということで。どんなしくじりががあったんでしょうか。

相川:はい。今日は僕自身が痛感した出来事をお届けしたいなと思うんですけれど。ちょうど1年前ですね。私、クラウドファンディングに挑戦したんですね。

で、結果は270%達成と大幅に達成したんですけれども。ただ、そこをちょっと蓋開けてくとですね。

僕も小さい人間なんで、支援してくれた人と、支援してくれない人を見た時に、関係が近いと思った人が支援してくれていなくて、なんでだろうってすごくモヤモヤしたんですよ。

鈴木:なるほど。近い人だと当然応援してくれるんじゃないかと思っちゃいますね。

相川:そうなんです。挑戦してるのは知ってると思うし、そんなに金額が高いものでもないし「これだけ本気でやってるのに、なんで応援してくれなかったんだろう」って、もう小さい話なんですけど(笑)

たぶん、これクラファンやってる人は、みんな同じ気持ちになってるんだろうなとは思います。

そんなモヤモヤしてる中で、ちょっと考えてみたんですよね。

「応援された理由」「されなかった理由」

相川:何十人も僕のことを応援してくれたんですけれど、共通点に気づいたんです。それは、僕のSNSの発信を見てくれたりとか、相互にコメントをし合ったりとか、Twitterをリツイートしたりとか。

間接的なものも含めると、相手からすると「僕に応援してもらってる」「応援し合ってる関係」っていう方がめちゃくちゃ多いなって思ったんです。

鈴木:そっか。相川さんが「応援してた人からの応援があった」ってことですね。

相川:そうです。意図してないんですけれども。恐らく、なにかしらで「応援されてる」と思われてる方というのがすごく多いなと気づきまして。

とすると、「なんで応援してくれなかったんだろう」と思う一方で、僕はその人たちに何か応援をしたのかというと、何もしてなかったでんすよね。

距離が近いと思ってる知人とか、前職が一緒の知人って、みなさん、たくさんいらっしゃると思うんですけれど。振り返ってみて、こちらから何かしてあげたかって言ったら、「やばい、何もしてないじゃん」みたいなことあると思います。

「それじゃ応援されないよね」と、強烈に気づいちゃいまして。

鈴木:なるほど。よく「まずは愛することから始めなさい」みたいことが言われますが。

相川:ね。経営者の稲盛和夫さんとかいろんな方が言ってることなんですけれども、まさにそれだなと思って。

意外と気づきにくいところなんですが、僕も本読んだり、いろんな人の話を聞く中で、「これだ」って気付きまして。

「そういうことか」と思った瞬間に、モヤモヤしたものがふっと消えた。

自分が応援したら、自分も応援される。応援しないから、当然応援もされないんだなっていうことに気づきました。恥ずかしい話ですけどね。

鈴木:そう言われてみると。私もすごい納得しました。また全然違う話かもしれないですけど、SNSとかでも「いいね」ボタンを押したり、押されたりとか

身近なところで言うと、そういうものでも「私のことをこう見てくれてる」とか、ちょっとでも「応援してくれてる」って思うと、こっちも嬉しい気持ちになりますもんね。

自分に近い人=応援者じゃない?

相川:そうなんです。本当にFacebookもXも、「いいね」ボタン1つで全然変わるんだなっていうことも思いますし。

これ、クラファンのコンサルの方にあとで聞いたんですけれど、クラファンで失敗する典型パターンがありまして。

それは何かというと、自営業とか飲食店をやっていて、お客さんとか知人がめちゃくちゃ多い人がじつは結構失敗するんですって。

鈴木:へえ〜!

相川:意外ですよね。さっき言ったように、近く感じる人がいっぱいいるんで、安心しちゃうこともあるらしいんですけど。こっちは関係が近いと思っているけど、じつは…という。

鈴木:勝手に「すごい近しいし、応援してくれるよね」っていう、一方的な思い込み。

相川:そういう慢心があるとダメみたいです。ちなみにクラファンの準備はけっこう大変なんです。裏側がすごい大変で。だからそこを怠っちゃうのもあるんでしょうね。どうせ応援されるだろうって。

鈴木:うわ〜。

相川:今日は僕のちっちゃな人間の話でした(笑)

鈴木:でも、結構共感できる人多いでしょうね。

相川:いや〜モヤモヤしましたね。あの瞬間は。「なんで応援してくれないんだろう」とか「俺嫌われてんのかな」とかね。

鈴木:私も同じように思っちゃいそうな気がします。私にとっても、すごい”気づき”でした。

相川:ありがとうございます。

今日からできる、応援されるには「自分から」

鈴木:では、「応援されない法則」ということで、あらためて今日のお話、まとめていただいてもよろしいでしょうか。

相川:「応援されない法則」とは、「応援しないから応援されない」。あるいは「応援される法則」とは、「応援するから応援される」ということです。

独立すると「いろんな方を紹介して欲しい」とか、そういう発信が増えると思うんですけど。なんで紹介してくんないんだろうなと思って、もしモヤっとしたら、是非今日の話を思い返してもらえると、「やばい、自分から何かできるんじゃないかな」って変わると思います。

冒頭にお伝えした「壁打ち交流会セカオピ」は、そういった感じで、「相互にお互いのビジネスをどうやって伸ばせるか」と応援し合う、50名以上の仲間が集まっています。

「ちょっと1回話聞いてみたいな」とかあれば、ぜひSNSでメッセージをお待ちしてますので、よろしくお願いいたします。

鈴木:ぜひぜひチェックしてみてください。相川さん、今回もありがとうございました。

相川:ありがとうございました。


お知らせ

「壁打ち交流会セカオピ」に興味がある方は、以下のWebサイトから情報をご確認ください。

\80名を超えるメンバーがお待ちしています!/
◆壁打ち交流会セカオピ Webサイト:
https://skilledworkers.co.jp/sekaopi
◆X(旧Twitter): https://twitter.com/YUSUKE19800613
◆Facebook:https://www.facebook.com/yusuke.aikawa/


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