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”育ててもらえない人”が、すぐに口にしてしまうセリフ

ポッドキャスト番組「独立3年目のしくじり講義」は ”ビジネス壁打ち師”の相川雄輔が見てきた数々の「しくじり事例」をテーマに、今日から回避できる負けパターンや回避術をポップにお届け。このnoteではテキスト版をお送りします。

第17回のテーマは、多くの人がしくじりがちな「”育ててもらえない人”の特徴あるある」です。

本日の注目ポイント
💡「私、こういうタイプなんで」は残念すぎる
💡得意技は「でも」「だけど」「いや、でもこれは」
💡その人の琴線、成長意欲と向上心の源はどこか探る

「壁打ち交流会セカオピとは?」

相川:おはようございます。ビジネス壁打ち師の相川雄輔です。

鈴木:おはようございます。インタビュアーの鈴木佐和子です。相川さん今回もよろしくお願いします。

相川:お願いします。

鈴木:さて、相川さんはビジネス壁打ちということで、「壁打ち」と「交流会」を融合させた壁打ち交流会セカオピを主催されているんですよね。

相川:はい。メンバーも60人を超えまして、いまは日替わりで4人1組のチームを作って、「お互いのビジネスがどうやったら伸びるのか」をテーマに、熱い議論をやっております。

鈴木:ぜひ、この番組を聞いて興味を持った方は相川さんのSNSに連絡してみてください。

相川:よろしくお願いします。

「私、こういうタイプなんで」っていう姿勢の人

鈴木:さて、今回は前回からシリーズ化といいますか。前回は「人を育てられない人の特徴あるある」でしたが、今回は「育ててもらえない人の特徴」ですね。

相川:そうですね。これはなかなか突っ込んだテーマかなと思いますが、前回も「人を育てない人の特徴あるある」で、だいぶ好き勝手に話しましたが、今回はまるっきり逆の視点でいこうと思います。

私自身、「壁打ち会」を主催している中で、いろんな方に毎日フィードバックをするんですよね。

基本的に壁打ち会に来てる人はフィードバックをほしい方が多いんですが、結構ゲストさんがいらっしゃった時に「あ、たぶん、この人はフィードバックをもらえない人だ」ってわかるんですよ。

僕も20年、会社員をやってきた中でいろんな方にフィードバックをしてきましたし、営業支援会社としてお客さんの現場の方にお話をすることも踏まえると、めっちゃ共通点があるなと思って。

鈴木:聞きたい。どういう人なんでしょう?育ててもらえない人。

相川:結論ですね。「私、こういうタイプなんで」っていう姿勢が変えられない人です。

これは口に出す出さないは一旦置いといて。出す人もいますけども、めちゃくちゃわかるんです。

鈴木:はー、口に出さなくても。

相川:はい。全身から醸し出してる。そういった人の得意技で、何かを伝えると、「でも」とか「だけど」って必ず返ってくるんですよ。

「いや、でもこれは」「いや、でもこれ」はみたいな。

鈴木:はははは。口癖のように。

相川:そうなんです。そういう姿勢がすごくありますし。いま僕も現役で営業の支援会社やってますが、特に経験がある方が新人として別業務に当たる時にはよくある話で。

「いや、僕こういう形で成功してきたんで」っていうのがあると、本当に伸びしろ、伸びるペースが遅いですし、苦労するケースがあるんです。

軒並みやっぱり、「僕こういうタイプなんで」っていうのは変えられないんですね。

鈴木:はー、なるほど。もう確固たる自分がなんかこう確立されちゃってるっていう。

相川:悪いことではないとは思うんですが。まあそこは改善策のところで出てくるので先に言っておきますと、そういうのがありながらも「もっといい方ないの?」っていう姿勢は持ってるか、持ってないかの差かなと思ってまして。

つまり聞く耳を持ってない人に教えるの無駄だと、みんなわかってるので、すごくストレスフルな時間になってしまう。さらに、それをこじらしちゃうと、こんな感じで言ってくるんですよ。

「ええ、わかりました。じゃあ相川さんの指示に従いますけど、もし成果が出なかった場合、責任取ってくれるんですよね?」

鈴木:ええ、そんなこと言う人いるんですか。

相川:います、います。もちろん会社員時代じゃないですよ。会社員で働いてればそういうこと言う人って少ないと思うんですけど。

でもいろんな人いますよ、世の中は。そんなこと言われるともう地獄ですね。

鈴木:いやーもう教える気が失せますね。もういいわってなりますね。こっちが。

現状から変わりたくない気持ちが出てしまう

相川:そうなんですよ。だから「採用の失敗は育成でカバーできない」ってよく言ったりしますけれども。採用は大事だなっていう話はあちこちで聞きますが。

「私こういうタイプなんで」っていう人って、気持ちがわかる反面、そこを「もっといい方法がないですか?」って何で言えないのかっていうと、結局、原因は何かって言うと、成長意欲が湧いてない。要は現状から変わりたくない気持ちがめちゃくちゃあるんです。

鈴木:ああ、人間、変わりたくない生き物とか言いますけどね。

相川:全員、それはもちろんあるとは思うんですよ。現状から変わりたくなくてっていう部分はあると思うんですが、ただお仕事・ビジネスにおいてはそれでは困ってしまうわけで。

じゃあそういう人たちに昭和の時代っぽく「四の五の言わずにやれ!」なんていう時代じゃないですから。仮に「やれー!」って言ったところでやる気が出るわけないですね。

泣いてる赤ちゃんに「泣かないで」と言ったところで何も変わらないですよね。やる気出せって言ってもやらないわけで。

鈴木:確かに。どうすればいいんですかね。

成長意欲と向上心が生まれるポイントを探る

相川:そうすると、いろんな職場があって、いろんな報酬があると思うんですが、結論、動機づけ。この人にどういうインセンティブ、ご褒美、成果があると頑張ろうって気が起きるのかなって考える。

そこから目をそらすと、それこそ「何でやらないんですか?」みたいな、よくわからない話になっちゃうから。

そこを掴みに行く。その人とコミュニケーションを取って、その人の琴線はどこか。どこをくすぐったらピンって反応するのかを把握する。

お金に困ってない人に「インセンティブあげます」なんて言っても効果はないんですよね。

鈴木:確かに。その人の状況を知って、どこが響くのか。

相川:そう。達成することにすごくやりがいを感じる人もいれば、承認ですよね。みんなの前で「おめでとう」って言ってもらうことにやりがいを感じる人もいるし。

いろんな人がいるので、そこをきちんと捉えるための努力をされてますか?っていうのは、僕にも言い聞かせてます。

さっきお伝えしたように、そういった教育フェーズで「それで失敗したら、あなた責任取ってくれるんですか?」みたいな人を取っちゃうと、本当に育成でカバーできなくなってきますから。

採用には大事なジャッジが必要。あとはやっぱり動機づけができない、成長意欲が湧かないって話では、昨今の「使えないおじさんたち問題」なんかもありますよね。

「俺ら30年これでやってきたんだ。俺はこれでいくんだ」なんて言ってる人は成長意欲が湧かないですよね。フィードバックなんてしようものなら、大変なことになっちゃいますからね。

僕のコミュニティにも年齢50代の方はいらっしゃるんですけど、すごくプライドは持ちながらも、「もっといい方法はないのかな?」っていう姿勢の人が集まってるんで。素晴らしい。

本当にいい人、伸びしろあるなっていう人。まだまだ伸びるんだろうなっていう先輩がいっぱいいるので楽しいですね。

鈴木:それは大事ですね。そういう成長意欲、向上心。

相川:「もっといい方法ないですか?」って探しに来てる人が60人以上いますので、今年は200人にしようと思ってるんですけど、200人も集まったらめちゃくちゃ強い集団になるだろうなと思って。

そうしたら僕、その200人向けにいろんな案件を取ってきて、みんなで回そうぜみたいな。200人経済圏みたいなものが作れたら最高だなと思ってて。

鈴木:すごい楽しそうですね。この「壁打ち交流会 セカオピ」がどんどんパワフルになっていきそうな。

相川:はい。それをやり遂げるべく僕は生きてます。余計な話になりましたが、そんなこともやっていますので、ぜひ体験参加してみてください。

鈴木:本日は「”育ててもらえない人”の特徴あるある」をテーマにお話しいただきました。相川さん、どうもありがとうございました。

相川:ありがとうございました。


お知らせ

「壁打ち交流会セカオピ」に興味がある方は、以下Webサイトから情報をご確認ください。お試し参加希望も大歓迎!

\80名を超えるメンバーがお待ちしています!/
◆壁打ち交流会セカオピ Webサイト
https://skilledworkers.co.jp/sekaopi
◆壁打ち交流会セカオピInstagram
https://www.instagram.com/sekaopi_business/
◆X(旧Twitter): https://twitter.com/YUSUKE19800613
◆Facebook:https://www.facebook.com/yusuke.aikawa/


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